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スパコン開発のPEZY、経産省が補助金を停止―社長が詐欺罪で起訴


スーパーコンピューター(スパコン)開発を手掛けるPEZY Computingに対し、経済産業省は12月25日から補助金交付等停止措置を講じると発表した。代表取締役社長が補助金を不正受給したとして詐欺罪で起訴を受けたため。

PEZYはグループ会社のExaScalerとともに、スパコン「Gyoukou(暁光)」 などの開発を手掛ける。Gyoukouは2017年11月時点でスパコンの世界ランキング「TOP500」で日本1位、世界4位の成績。

しかし、代表取締役社長の齊藤元章氏は過去に経産省所管の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から助成金をだまし取った、として捜査を受け、12月25日には詐欺罪により東京地方裁判所に起訴となった。

PEZYによると、齊藤氏はすでに代表取締役の辞任届を提出している。

経産省は25日から当面のあいだ、補助金の交付を停止する。停止期間は、全容解明を踏まえて確定するとしている。
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