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トラックパッドを10キーにすると、案外便利です…数値入力が多いユーザー向けの「Nums」


WWDC 2017に合わせて発表された「Magic Keyboard(テンキー付き)」。WWDCのステージでは紹介されなかったものの多くのメディアが取り上げ、数値入力の多い利用者からの人気を獲得しているようです。

参考画像:Appleの販売している「Magic Keyboard(テンキー付き)- 日本語(JIS)」

このキーボード人気にあやかったのか…どうかは不明ですが、MacBookのトラックパッドをテンキーボードにトランスフォームする「Nums」が発表されました。トラックパッドに貼って使う、フィルムタイプの製品です。

MacBookのトラックパッドを10キーにトランスフォームする「Nums」

使用するにはトラックパッドに「Nums」を貼ります。続いて専用ドライバーをダウンロードしてインストール。これで「Nums」をタッチすれば、「Nums」表面にプリントされた数字の入力が、トラックパッドから可能になります。

トラックパッドをきれいに拭くのが、めんどそうです…。

使用するには「Nums」の表面を右上から中央に向けてスワイプするだけ。これでトラックパッドはマウスモードから数値入力モードに切り替わります。数値入力モードからマウスモードへの切り替えも、ワンスワイプでできます。

トラックパッドの機能も残しているのがうれしい!

「Nums」の表面を左上から中央に向けてスワイプすると、画面には電卓が登場。ちょっとした計算ができます。

あると、案外便利かも?

その他、10キーにアプリやWebサイトのページを割り当て、それらをワンスワイプで開くなどといった使い方も。


開発元のLuckeyは現在、クラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。入手に必要な金額はMacBookの種類によって異なっています。出荷は2017年7月に予定されています。


MacBook用のテンキーボードは以前から販売されており、サードパーティ製であれば価格も格安。それらに比べると「Nums」は、フィルム1枚にしてはちょっとお高いかな?という気はします(1枚32ドルから)。でも、テンキーボードを持ち歩かなくても良いというメリットは、32ドル分以上あるのかもしれません。特にMacBookファンにとっては。


なお、LuckeyはWindows版「Nums」を現在開発しているとのことです。

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