
ダイハツは、3列シートの7人乗りコンパクトMPV「XENIA(セニア)」を10年ぶりにフルモデルチェンジして、インドネシアで発売した。

「XENIA」は、初代モデルが2004年にインドネシアで発売されたコンパクトMPV。トヨタとの共同開発で実現したモデルで、コンパクトなボディサイズで7人乗車を実現したパッケージングや手を出しやすい価格設定などで高い人気を獲得している。

今回のフルモデルチェンジでは、プラットフォームを一新。「XENIA」で初めてFF(フロントエンジン・フロントドライブ)レイアウトを採用した。これにより、広くて使いやすい室内空間・荷室空間をさらに進化させている。

ドライブトレインは、エンジンでは最高出力103ps、最大トルク136Nmを発生する1.5Lタイプと、最高出力95ps、最大トルク120Nmを発生する1.3Lタイプの2種を用意。トランスミッションではMTはもちろん、D-CVTもラインナップし、高い燃費性能と快適な走行性能を両立させた。

インテリア・エクステリアデザインはよりスポーティな印象に仕上げ、使い勝手の良さも向上させながら、手を出しやすい価格としている。
新型「XENIA」主な特長
進化した広い室内空間と使い勝手の良さ
FFレイアウトを採用、従来型から室内長を160mm拡大し、大人7人がゆったり乗れる室内空間をさらに進化させた。また、多彩なシートアレンジを設定している。
スポーティなデザイン
従来型より大きなサイズのタイヤを採用した。また、インドネシアユーザーの好みを反映した、よりスポーティなインテリア・エクステリアデザインへ進化している。
安全・安心
予防安全装備「スマートアシスト(現地名:Advanced Safety Assist)」を、手を出しやすい価格で設定した。主要諸元
駆動方式:FFエンジン:1NR-VE(1.3L・NA) /2NR-VE(1.5L・NA)
トランスミッション:CVT(D-CVT)/5MT
乗員定員:7名
サイズ:全長4,395x全幅1,730x全高1,700mm
希望小売価格:1億9,090万-2億4,270万ルピア(約153万円-194万円)