
ヤマハは、ヒトの操縦と車両の運動特性の研究を重ねており、そうした研究で獲得した知見や技術の一部を用いて「YRFS」を開発した。同システムでは車両の位置・速度のデータをGPSロガーで取得し、走行時の「加速・減速」と「旋回」を“見える化”する。

ヤマハは「YRFS」による走行データと、レッスン中に撮影した旋回時の乗車姿勢写真をフィードバックシートとして、「YRA」レッスン受講後にライダーに提供する。また、それらにより浮き彫りになった受講者の課題やレッスン中のアドバイスを「インストラクターコメント」として示し、受講者の運転技術の向上をサポートする。