8年ぶりのフルモデルチェンジ!メルセデス・ベンツ新型「Sクラス」発売

メルセデス・ベンツはフラッグシップモデルSクラスを8年ぶりにフルモデルチェンジし、1月28日に販売開始した。

8年ぶりのフルモデルチェンジ!メルセデス・ベンツ新型「Sクラス」発売

エクステリアでは、「Sensual Purity」というデザインの基本思想に基づき、ラインやエッジを大幅に削減し、曲線を描く彫刻的な面により特殊な陰影を生み出している。


8年ぶりのフルモデルチェンジ!メルセデス・ベンツ新型「Sクラス」発売

フロントエンドでは、ヘッドライトに3点が光るデイタイムドライビングライトを装備。先代より上下方向に薄く、全体に少し小さく、エッジの効いたクールなデザインとした。

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サイドビューは、短いフロントオーバーハングと長いホイールベース、流れるようなCピラー、そして長いダッシュトゥアクセルなど、 メルセデスのラグジュアリーセダンらしいプロポーションとなっている。

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リアエンドには、三角形で横に長い2分割型のリアコンビネーションランプを採用。よりワイドでシャープに見せるとともに、Sクラスとすぐに分かる造形とした。リアコンビネーションランプの上部に左右に通ったクロームラインがボディをワイドに見せている。

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インテリアでは、センターコンソール上部に12.8インチの縦型ディスプレイを装備。このディスプレイに多くの機能を集約することで、スイッチ類を減らし、シンプルでクリーンな印象に仕上げた。

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センターコンソール、ドアパネル、オーバーヘッドコンソール、ステアリングにはブラックパネルのスイッチ類が配され、必要に応じて点灯したり、触覚フィードバックをする。

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ステアリングホイールは、メルセデス・ベンツの最新世代のものを採用。ブラックパネルとシルバーのエッジで縁取られた、ユリの花からインスピレーションを得た造形はシンプルでありながらラグジュアリーさを演出する。

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パワーユニットでは、「S 400 d 4MATIC」「S 400 d 4MATIC ロング」には最高出力330PS(243kW)、最大トルク700Nmを発生する3L直列6気筒ディーゼルエンジン「OM656」を搭載した。

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「S 500 4MATIC」「S 500 4MATIC ロング」には、最高出力435PS(320kW)、最大トルク520Nmを発生させる3L直列6気筒ガソリンエンジン「M256」と、「ISG」「48Vボルト電気システム」の組み合わせが採用されている。

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トランスミッションでは、全モデルで「9G-TRONICオートマチック」を搭載。1速から9速までの変速比幅が広いことからエンジン回転数が低減され、優れたエネルギー効率と快適性を実現している。

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全モデルで四輪駆動システム「4MATIC」を採用。どのような路面状況でも安定した走行が可能になっている。また、大型なボディに四輪駆動システムを採用すると小回りが効きづらくなるというデメリットを解消するため、後輪操舵システム「リア・アクスルステアリング」を採用。約60km/h以下ではリアホイールをフロントホイールとは逆方向に最大4.5度傾け、駐車する際などに回転半径を小さく保てるようにしている。一方、約60km/hを超えるとリアホイールをフロントホイールと同じ方向に最大3度操舵し、走行安定性を高める。

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メルセデス・ベンツでは、新型Sクラスの発表を記念した日本限定540台の特別仕様車「S 500 4MATIC ロング ファースト エディション」を用意した。「S 500 4MATIC ロング」をベースに、さらにエクスクルーシブさを追求している。

メーカー希望小売価格は次の通り。

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