メルセデス・ベンツAクラスにプラグインハイブリッドモデル「A 250 e」

メルセデス・ベンツは、「Aクラス」に対して「A 250 e」「A 250 eセダン」を追加し、5月26日に販売開始した。コンパクトカー初のプラグインハイブリッドモデルだ。

メルセデス・ベンツAクラスにプラグインハイブリッドモデル「A 250 e」

■ ドライブユニット
ドライブユニットでは、最高出力160PS(118kW)、最大トルク250Nmを発生する1.4L 直列4気筒直噴ターボ + プラグインハイブリッドシステム、という構成を採用。時速140km/hまではモーターのみでの走行が可能で、航続距離は70.2kmを達成している。


フロア下部には15.6kWh容量のリチウムイオンバッテリーを搭載。3.2kW2までの交流普通充電と、24kWまでの直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応している。

■ ドライブモード
プラグインハイブリッドシステムの特性を活かす6つのドライブモードを装備。それぞれの特徴は次の通り。

C(コンフォート):デフォルトモード。走行状況、走行距離に応じて駆動方式が選択される
ECO(エコ):モーター優先モード。走行状況と走行距離に応じて最適な駆動方式が選択される
S(スポーツ):走行性能を重視したスポーティなモード
I(インディビジュアル):走行特性やステアリング特性を設定できる カスタマイズ可能なモード
EL(Electric):140km/hまではモーターのみで走行するモード
BL(Battery Level):充電量を一定に保つモード

■ インテリジェントアクセルペダル
「インテリジェントアクセルペダル」では「プレッシャポイント機能」を装備。ELモードをチョイスしている際、これ以上アクセルを踏むとエンジンも使用しなければならないというモーター走行の限界点でアクセルペダルの抵抗を増してドライバーに知らせる。これにより、無駄なエネルギーの消費を抑えたドライビングを実現する。

メーカー希望小売価格は「A 250 e」(受注生産モデル)が557万円で、「A 250 eセダン」が567万円。