キヤノン、デジタル一眼レフの入門機「EOS Kiss X10i」

キヤノンは、 ミドルクラス機種に迫るAF性能を備えたエントリークラスのデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X10i」を4月下旬に発売する。

小型、軽量な従来機種「EOS Kiss X10」に比べ、 AF性能や連写性能を高め、素早く動く被写体でもより快適に撮影できるようにした。 日常のスナップから動体撮影まで、エントリーユーザーでも簡単に多様な撮影が可能とする。


動く被写体に対して優れた捕捉性能を発揮する「オールクロス 45 点 AF」 や、 約22 万画素の新測光センサーにより 被写体の顔を検出して追尾する「EOS iTR 2AF」を搭載し、光学ファインダー利用時に高精度な動体撮影が行える。 ライブビュー撮影時は被写体の瞳を検出してフォーカスを合わせる「瞳 AF」が、サーボAF/動画サーボAF時においても利用でき、動体撮影の助けになる。

有効約2,410万画素のAPS-C サイズCMOSセンサーと、映像エンジンDIGIC 8の組み合わせにより、 最高ISO2万5,600の常用ISO 感度(拡張時ISO5万1,200相当)を達成し、室内や夜景などの暗いシーンでもノイズを抑えた撮影が可能。4K動画の撮影もできる。

Wi-Fiでスマートフォンに撮影と同時に画像を自動送信できる「撮影時画像自動送信」を搭載。さらに4月上旬開始予定の「image.canon」 へ容量を気にせずに写真、動画をオリジナル画質のまま30日間保管できる。

オープン価格だが店頭実勢は本体のみが10万5,000円(税別、以下同じ)、ダブルズームキットが14万5,000円。