3秒で折り畳める通勤用電動バイク「Aero」

Aero」は、部屋の中に保管できる通勤用電動バイク。フランス パリに本拠を置くWeebotが開発した。3秒で折り畳みできる。

3秒で折り畳める通勤用電動バイク「Aero」
通勤用電動バイク「Aero」

都市部の交通渋滞解決を目指して開発された乗り物。折り畳み時には、長さ77x幅32x高さ120センチとコンパクトになる。重さは22キロあるが、折り畳んだ状態ではころころと転がして運べるので、持ち運びも容易だという。

3秒で折り畳める通勤用電動バイク「Aero」
猫車?

電動バイクなので、ガソリンタンクは装備されていない。チェーンレスなので、オイルで周囲のものが汚れることもない。これらの要因により、「部屋にバイクを保管する」ことが、従来よりも簡単になった。

3秒で折り畳める通勤用電動バイク「Aero」
ガソリンやオイル漏れを起こすパーツがない

最高速度は時速25キロとかなり控えめ。だが、都市部で使用する場合、通勤時間はクルマと同じか、場合によっては短縮できるケースさえあるという。「Aero」であれば自分の部屋から持ち出して家の前で乗り、そのまま職場まで移動して、折り畳んでオフィス内に持ち込む、といった使い方ができるためだ。まさに「ドアツードア」の使い方ができる。

3秒で折り畳める通勤用電動バイク「Aero」
アパートのドアから

3秒で折り畳める通勤用電動バイク「Aero」
オフィスのドアまで!

通勤だけでなく、昼休みのランチ外出や、休日のお出かけに対応できるよう、様々な点で使い勝手がよくなる工夫がなされた。例えば、スタンドは乗車時モードで簡単に立てられるだけでなく、折り畳み時にも使用可能だ。

3秒で折り畳める通勤用電動バイク「Aero」
折り畳んだ状態でもスタンドが使える

3秒で折り畳める通勤用電動バイク「Aero」
ちょっとした外出にも便利

充電に必要な時間は2.5から3時間。一回の充電で約70キロの走行が可能だ。開発元のWeebotは、バッテリーにはテスラ同様にPanasonic製のものを採用しているため、信頼性が高いとしている。

3秒で折り畳める通勤用電動バイク「Aero」
バッテリーはテスラ同様(?)、Panasonic製

Weebotのオンラインショップから購入できる。価格は最高速度を時速25キロに抑えた「Aero Plus」版が999ユーロとなっている。

3秒で折り畳める通勤用電動バイク「Aero」
楽しそう!

「Aero Plus」は、パリでは免許なしで、ノーヘルで乗れるという。だが日本では、バックミラーなどの保安部品を取り付け、ナンバーを取得して乗ることになるだろう。もちろん、各種保険に加入する義務も生じる。また、保安部品を取り付けた場合でも、ナンバーが取得できない可能性がある点には十分留意されたい。

この手の乗り物に対する法規制について、インターネットコムではWeebotの担当者と長時間にわたり意見を交換した。筆者は、Weebotの人たちは、「Aero」のような電動ビークルの日本参入を阻む日本の法制度に対して不満を覚えているのでは?と推測していたのだが、そうでも無いようだ。担当者によれば、欧州内でも法解釈の混乱はあるという。これは、電動ビークルが新しい乗り物のため、それに法整備が追い付いていないのが原因だと、彼らは考えているそうだ。

ただ、欧州内でも特に環境意識の高い国々では徐々に変化が起きているらしい。できれば日本でも、電動の乗り物をさらに優遇する法整備が進めばと思う。そうすれば日本でもいまよりは手軽に「Aero」に乗れるようになるかもしれない。さすがにノーヘル、無免許は無理だろうが。

3秒で折り畳める通勤用電動バイク「Aero」
無免許で乗れる…。
パリ、うらやましいな。