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NECのハイレゾPC

少なくない人にとってPCはもう主要なAV機器の1つ。メーカーが音質にこだわるのも当然だ。NECパーソナルコンピュータが1月19日に発売する新製品などは、内蔵スピーカーだけでハイレゾ音源を再生できる。日本オーディオ協会の厳格な基準に対応した初のモデルという。

具体的には、ディスプレイと本体が一体になったいわゆるオールインワンPC「LAVIE Desk All-in-One」シリーズの最上位機種、23.8型の「DA970/GAB」とそれに次ぐ「DA770」シリーズだ。


このシリーズで以前から搭載していた専用設計のスピーカー「YAMAHAサウンドシステム」を刷新し、CDを上回る音質のハイレゾ音源に対応した3Wスピーカーと2.5Wツイーターを各2基搭載している。

日本オーディオ協会の基準に対応すべくヤマハと共同開発したものという。誇らしげに協会推奨のロゴを筐体に貼り付けている。

筐体設計の段階からヤマハ側の技術者と協議し、スピーカーユニットをフロントでなく下面に向けて配置するなどの改良を施した。オーディオ機能の最適化を図れただけでなく、正面比率を約7%縮小し、狭額縁と組み合わせてよりスマートなデザインに仕上げたという。

最上位機種のDA970/GABには従来から定評ある4番組同時録画が可能なテレビチューナーを搭載している。ディスプレイは4K解像度。ブルーレイ再生も可能と、エンターテインメント機能をひととおり網羅している。

DA970/GABのOSはWindows 10 Home 64bitでOffice Home & Business Premium プラス Office 365が付属する。CPUはデュアルコアの第7世代Intel Core i7-7500U(2.7GHz)。メモリ―容量は8GBだが32GBまで増設できる。グラフィックスはCPU内蔵。

インターフェイスは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠の有線LANとIEEE802.11ac/a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth Ver.4.1。USB 3.1(Type-A)が2基、USB 3.0が3基。SDXCメモリーカードスロットとヘッドフォンマイクジャックが各1基などだ。

直販価格は16万9,800円(税別)から。