obhヘルメットシステム
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このプロトタイプの装置を使用すると、ヘルメットを自転車に安全に置いたままにできます

自転車やキックボードに安全にヘルメットを設置できる「On Board Helmet」システムが発表されました。自転車に乗って目的地まで移動した後に、大きくて重いヘルメットを持ち歩くといった負担を、この「On Board Helmet」システムによって解消できます。

盗難の心配もなし

「On Board Helmet」では、Unicity と呼ばれるヘルメット自体と、自転車のフレームにボルトで固定される Jorj ユニットで構成されています。この2つのユニットによって自転車のフレームにしっかりとボルトで固定されています。このユニットには、自転車自体に盗難防止用のアラームも組み込まれています。アラーム自体は、自転車の単なる衝突ではなく、長時間の動きでのみ作動するため、誤ってアラームが鳴る心配はありません。


obh2ヘルメットシステム

アプリでの操作が可能で鍵も不要

ヘルメットのロックとロック解除にはアプリを通じてBluetoothでアクセスするため、物理キーを持ち歩く必要がなくなります。このユニットにはバッテリー電源が必要であるため、ヘルメット自体のかさばりが大きくなりますが、スマホ一つあれば、あとは手ぶらで利用できるのは便利です。このシステムの最初のターゲット市場は自転車シェアサービスですが、将来的にデザインが改善されれば、一般の自転車利用者向けにも普及していくことが予想されます。