Twitterでは企業だけでなく、各国の大使館もツイート(投稿)している。やわらかく親しみやすい雰囲気のところが多い中、強烈な発言で異彩を放っていたのが「在日ロシア連邦大使館」だ。その「中の人」つまりツイート担当者がとうとう交代するという。


昔は大使館というと、海外旅行の前にビザを申請しにゆくぐらいしか訪れる機会がない、かたくるしい施設という印象だった。

最近、Twitterで活動する各国大使館の「中の人」は、そうした雰囲気をやわらげ、親しみを増そうと、普段はあまり知る機会がない各国の豆知識や、観光情報をやわらかく紹介し、人気を集めている。

ところがロシア大使館は違う。もちろんやわらかいツイートもするが、一方でロシアがからんだ国際問題では、Twitter上で自国の正しさを訴えるツイート(つぶやき)を次々に投稿し、マスメディアの報道にはリプライで反論する。

いったいどこから入手したのかという不穏な風刺画像も掲載し、ロシアの文化や興味に興味がある人や旅行を考えている人を唖然とさせてきた。


かくも過激なツイートをしていればいずれ担当者は交代させられてしまうのではないか、といううわさは常々あったが、意外にも約2年半にわたって同じ調子で活躍を続けていた。

だがとうとう、担当者交代の時がやってきた。発言内容が原因なのか、もっとほかの理由があるのかは分からないが、交代を告げるツイートにはどこか哀愁が感じられる。


とはいえ「それでは、いってきます!また、SNSのどこかで皆様と会えるのをお楽しみにしています!」という別れのあいさつに、去りゆく担当者のこのままでは終わらない、という強い気持ちを感じはしないだろうか。