折り紙の考え方を応用した自走式のロボットが、
ハーバードの研究者により発表された。人間の手を借りず、平面の状態から自ら折れ曲がり、走りだす。その時間は4分程度だ。ロボットが起動して約1分後に平面名板が曲がり始め、立ち始める。4分後には完全に立体化が完了し、毎秒5センチずつ走る。
この折り紙ロボット作るためにかかる時間は、現時点で約2時間。折り紙の構造はコンピュータープログラムによって作成。熱によって活性化する形状記憶ポリマーと紙との間に抵抗性の電子回路を挟み、折り目をレーザーカット。電子回路が熱された時、折り目が曲がる仕組みになっている。
将来的には技術の発展から短縮化が期待されることから、災害現場や人が行けない場所での活躍が期待される。