スズキは10月4日からドイツ・ケルンで開催されている二輪車の国際見本市「インターモト」で、ラグジュアリースクーター新型「バーグマンストリート125EX」を世界初公開した。同見本市に出展された新型「アドレス125」、新型「アヴェニス125」と合わせ、2023年春から欧州で順次販売を開始する。

新型「バーグマンストリート125EX」

新型「バーグマンストリート125EX」は、ワンランク上の装備を求めるライダー向けの上質な小型スクーター。ボディーは細部までこだわりの詰まった高級感のあるデザインとされ、前後灯火類には視認性の良いLEDランプが採用された。


エンジンには、停止時にエンジンを自動で止める「アイドリングストップ」システムやエンジンを静かに始動させる「サイレントスターター」システムを組み込んだ「SEP-α」が採用されている。


フル液晶ディスプレイや巡行時に足を前に出せるフットボードを搭載。左右の足元付近を絞り込んで足つき性を高めたカットフロアボードを採用するなど、日常での使いやすさと高い快適性を目指した。


純正アクセサリーとしては27Lの大容量トップケースや、寒い日に手を温めるグリップヒーターなどが用意されている。

新型「アドレス125」

インドで「アクセス125」として販売されているスクーターの欧州モデル。ボディーは街になじむクラシックなデザインとされ、ヘッドランプとポジションランプには視認性の良いLEDが採用された。


フラットで広々とした足元スペースと広く座り心地の良いシートにより、快適なライディングポジションを実現している。

便利・快適装備では、盗難を抑止するシャッター付キーシリンダーが採用されたほか、シート下トランクスペース、左フロントインナーラック、USBソケットなどが搭載された。

新型「アヴェニス125」

インド国内で2022年1月から販売されているスポーティースクーター。流麗でダイナミックなスタイリングに、ボディーマウントしたLEDヘッドランプや2灯式のLEDリヤコンビネーションランプ、停車時にリヤタイヤをロックするリヤブレーキロック、フル液晶ディスプレイなどが装備されている。


軽量な車体とSEPエンジンにより、きびきびとした走りを実現。専用の赤ステッチ入りツートンカラーのシートは、滑りにくさと足つきの良さを両立した。

便利・快適装備では、新型「アドレス125」同様のシャッター付キーシリンダーやUSBソケットのほか、ふた付きの左フロントインナーボックスなどが採用された。