トヨタは東京モーターショー2017で、スポーツカーと環境技術を融合したコンセプトカー「GR HV SPORTS concept」を世界初披露する。
デザインは、トヨタモータースポーツとのつながりを感じさせるもの。世界耐久選手権で戦うハイブリッドレーシングマシン「TS050 HYBRID」を想起させるLEDヘッドランプやアルミホイール、リヤディフューザーを採用した。ボディカラーには、力強さと迫力を感じさせるマットブラックを採用している。
「TS050 HYBRID」を想起させるLEDヘッドランプやアルミホイール
トヨタのオープンスポーツ「トヨタスポーツ800」(ヨタハチ)や「スープラ」にも設定された「エアロトップ」スタイルを採用。オープンエアの開放感を味わえる。
インテリアでは、センタークラスターにオートマチックのギアポジションスイッチを配置し、レーシーな雰囲気を演出した。プッシュ式のスタートスイッチを開閉式のシフトノブ内に設置し、遊び心を持たせている。
センタークラスターにオートマチックのギアポジションスイッチを配置
ボタンひとつでマニュアルモードへの切り替えが可能。オートマチック車でありながら6速マニュアル車のような操作を楽しめるHパターンシフトを採用した。
オートマチック車でありながら6速マニュアル車のような操作を楽しめるHパターンシフト
「TS050 HYBRID」で鍛えられたハイブリッド技術「THS-R(TOYOTA Hybrid System-Racing)」を搭載。THS-Rによるピュアスポーツカーとしての走りを楽しめる。
ハイブリッド技術「THS-R(TOYOTA Hybrid System-Racing)」を搭載
全長4,395x全幅1,805x全高1,280ミリで、駆動方式はFR。乗車定員は2名。