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インフルエンザ、市販の「解熱剤」使うとリスクも―公共機関は以前から警告

厚生労働省などは以前から注意を呼びかけているが

インフルエンザにかかっているあいだに市販の解熱剤を使うと健康にリスクが生じる場合がある。必ず医師の診断をあおぐように、こんな情報を国や自治体は以前から出しており、最近になってまた注目を浴びている。

インフルエンザは2017年も流行しており、健康リスクに警戒が高まっている。そうしたなか、インフルエンザ脳症などにかかった際に一部の市販解熱剤を使うと、症状が悪化する恐れがあるという話題が出ている。

実際、厚生労働省は「新型インフルエンザに関するQ&A」の中で次のように述べている。


あるいは徳島県の保健福祉部も「徳島県庁コールセンター すだちくんコール」の中で次のように警告している。


ちなみに公共機関が出している注意や警告は、「インフルエンザ」「解熱剤」というキーワードの組み合わせをGoogleなどの検索エンジンで調べても、上位の結果には出にくい。むしろ、いわゆる「キュレーションメディア」や民間のニュースサイトなどが上位に入りがちだ。

もちろんそうした情報でも、例えば「特定の市販の解熱剤にはリスクが少ないから医師の診断ぬきで使ってよい」と勧めるような極端な内容は、さすがにあまり見ない。とはいえ、どこまで信憑性があるのか判断はしづらい。
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