ソニーのハンディカム「HDスタンダード」の新製品だ
ペットや子どもと一緒に走りながらでも、揺れない動画を撮影できる、強力な手ブレ補正機能を備えたビデオカメラの新製品を、ソニーが1月20日に発売する。内蔵メモリーの容量を従来製品の32GBから64GBに増やし、新色も追加した。
「ハンディカム」シリーズ、「HDスタンダード」グレードの新製品だ。本体カラーに「ホワイト」のほか新色「ブロンズブラウン」「レッド」を追加している。
64GBの内蔵メモリーを使うと、出荷時設定で約6時間55分の記録ができる。外部記録媒体の取り換えなどを気にせず手軽に撮影し、スマートフォンやPCに動画を転送する、といった使い方に向くだろうか。
一部にプロジェクター搭載モデルもあり、そのままスクリーンなどに上映することもできる。もちろんmicroSD/SDHC/SDXCメモリーカードも装着可能だ。
従来製品と同じくインテリジェントアクティブモードという機能により、子どもやペットと一緒に走りながらなめらかな映像が記録できるという。また「ファストインテリジェントAF」を搭載し、効率よくレンズを駆動させて高速、高精度でピントを合わせられる。
暗所での撮影に向く1/5.8型CMOSセンサーを採用し、有効画素数は動画撮影時で229万画素。高画質のXAVC SまたはAVCHD動画と、スマートフォンへの転送などに適したMP4動画を同時に記録できる。
最大26.8mmの広角レンズを搭載しており、狭い場所や、発表会、運動会、観光地などで横に広く全景を撮りたい場合に役立つ。また光学30倍、全画素超解像ズーム60倍により、遠くにいる人物の顔を高画質に撮影できる。
5.1chマイクにより臨場感のある音声を記録できる。また運動会などで大きくなりがちな撮影している人の声だけを抑えながら録音する機能もある。
さらにHDMIやUSBといった有線接続に加え、Wi-Fi/NFCを搭載し、スマートフォンやタブレットから遠隔操作ができる。
オープン価格だが店頭実勢はプロジェクター内蔵モデル「HDR-PJ680」が8万円前後(税別、以下同じ)、「HDR-CX680」が6万5,000円前後を見込む。