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男心をくすぐるカセットテープをデザイン!―オランダBikeCap社の自転車用サドルカバー、2016年夏コレクション発表


BikeCapサドルカバーの2016年夏の新作コレクションが7月1日に販売開始された。ドライブデートの前の晩、徹夜で作ったお気に入りカセットテープを思い出させてくれるデザインが含まれている。

BikeCapとは、2007年にオランダで誕生した自転車グッズブランド。キュートで上品なデザインが欧州各国やアメリカで親しまれている。

BikeCapサドルカバーの2016年夏の新作コレクション
おしゃれ!

今回発売された2016年夏の新作コレクションでは、シティーサイクル用が8デザイン、キッズ&スポーツ車用が8デザインという構成。いつも通り、その多くが女性向けのデザインとなっている。だがその中に、男心をくすぐるものもひとつだけ含まれていた。それが、「オフザレコード」。懐かしいカセットテープがデザインされたサドルカバーだ。

「オフザレコード」は、推定13種類のカセットテープがプリントされたサドルカバー。そのものずばりのデザインこそないが、「これはmaxellのUDIIっぽいな」とか、「SONYのHF?いや、TDKのCDing-2をモデルにしたか?」などと想像を巡らせて楽しむことが可能だ。

左下のカセットは、maxellのUDIIですよね?

このカバーをサドルに装着してツーリングに出れば、行く先々で出会う人たちと話が弾むことだろう。もっとも、話が弾む人たちの年齢は、40歳以上に限定されてしまいそうではあるが。

BikeCapサドルカバーは毎年1点ほど、男心をくすぐるデザインの製品を出している。2015年の新作コレクションであれば、カメラデザインの「テイクアピクチャー」がそれにあたるものだった。

こちらは、対象年齢が、もうちょっと上かも?

さて、カセットテープは現在も100円ショップなどで販売されている。例えばセリアでは、日立マクセル製のテープが入手可能だ。だがそのデザインは、かつて我々の心を躍らせたものからは遠い。あれは全盛時だからありえたのだと、改めて思い知らされる。

セリアで購入できるカセットテープ
「TYPE I」なのだそう
「音楽用」という文字が、なぜか哀しい…。

「読みやすい」「出し入れ楽々」「大きくて見やすい」が売りになっちゃってます…。

BikeCapサドルカバーは、日本正規代理店インタープレスのオンラインショップで購入できる。価格は1,900円(消費税抜き)。思い出を買うための値段だと思えば、安いのかもしれない。

それにしても、おしゃれ!
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