スキーバイク「RABITER」日本初上陸
北米で2,000台以上売れているスキーバイク「RABITER」が日本初上陸。自転車販売サイト「E-サイクル・カミロ」で12月14日より販売されています。RABITER
スキーバイクとは、マウンテンバイクをベースにしたフレームの前後に専用のスキー板をとりつけた乗り物。両手でハンドルを握ってバランスを取り、体を支えられるため、スキーやスノーボードに比べて操作しやすく、自転車に乗れる人なら短時間で乗れるようになります。また、サスペンションが取り付けられ、凹凸のある斜面でもショックを吸収して滑走することができます。脚力もそれほど必要ないため、長時間滑走しても疲労しにくいという特徴があります。足が固定されず自由なので、スキーやスノーボードのように足と板を固定することによる捻挫や骨折などの心配がないのもメリットの一つ。
RABITERは2018年に開発され、北米を中心に世界中でこれまで2,000台以上販売されている人気製品。現在のモデルは第2世代です。
サスペンションが前後にあるRABITER-3と、前のみのRABITER-2の2種類がラインナップ。RABITER-3は、起伏のあるバックカントリースキーにも対応できます。フレームカラーはRABITER-3は3色、RABITER-2は2色。価格は初回特別価格で、RABITER-2は10万8,900円(税込、以下同じ)、RABITER-3は14万8,500円です。
フレームの改良
リアのサスペンションリンケージは、シングルピボット方式を採用。ジャンプやターンなどよりダイナミックな滑走を楽しむことができます。また、ミッドフレームは、脚のクリアランスを増やすために強度を維持しながら幅を狭く改良されました。
フロントサスペンションフォーク
フロントサスペンションフォークには、SR SUNTOUR社製XCR32-BOOSTを標準で採用。プリロードを調節可能で、伸縮幅が大きいため凹凸や乱暴な下り坂でも衝撃を十分に吸収します。リアショックアブソーバー(RABITER-3)
RABITER-3は、リアにショックアブソーバーが取り付けられており、ジャンプの衝撃を吸収できるため、よりワイルドな滑走を楽しむことができます。ショックアブソーバーには、DNM社製の全長24cmのRCP-2Sを標準採用。プリロード、リバウンド、エア調整等により、体重や衝撃の好みに応じて乗り心地を調整できます。サンドイッチ構造のスキー板
スキー板はサイドウォールのあるサンドイッチ構造の板を使用。キャップ構造より価格は高くなりますが、フレックス(たわみ)やトーション(ねじれ)により乗り心地が滑らかになります。また、振動防止システムにより、板の振動(バタつき)を防ぎます(カラーはブラックのみ)。サドルの高さ調節可能
サドルの高さは身長に合わせて地面から73~90cmの幅で調節できます。関連記事はこちら:e-Revoltの革新 たった8時間で車が電気自動車EVに変えられるとドイツのスタートアップが発表