パンクしないエアレスタイヤ「Uptis」 ミシュランが公開テストを実施 乗り心地は「従来のタイヤと変わらない」

ミシュランは、同社が開発する「ユニーク ノーパンクタイヤシステム(Unique Punctureproof Tire System:Uptis)」のプロトタイプを「MINI Electric」に装着。ミュンヘンで開催中の国際モーターショーIAA MOBILITY 2021で公開テストを実施しました。

パンクしないエアレスタイヤ「Uptis」 ミシュランが公開テストを実施 乗り心地は「従来のタイヤと変わらない」

「Uptis」とは、エアレスのタイヤ。空気圧の低下が原因のバーストなどが発生しないため、パンクの心配なくドライブを楽しめます。メンテナンスの手間が軽減できるのも、「Uptis」の大きなメリット。定期的な空気圧のチェックや目視による表面の損傷チェックも不要となります。


パンクが無いことで、廃タイヤ減少にも期待が寄せられています。廃タイヤが減ることで、環境に与える悪影響を低減できるかもしれません。

今回、「Uptis」を装着した「MINI Electric」に試乗した人たちは、乗り心地はとても快適だったとコメント。「Uptis」の外観は従来型のタイヤと大きく異なっていますが、乗り心地は従来のタイヤと変わらず、装着していると言われない限りは気付かないだろうと述べています。

パンクしないエアレスタイヤ「Uptis」 ミシュランが公開テストを実施 乗り心地は「従来のタイヤと変わらない」

ミシュランは2019年の時点で、「Uptis」タイヤを2024年に市場導入すると約束していました。その後も開発は順調に進んでおり、計画通りの日程で出荷される予定としています。