
マストレッタから、トレーラー部分で最大200kgの荷物を運べる電動アシスト自転車「MX3カーゴ200トレーラー」が発表されました。

自転車本体でも荷物を運べます
マストレッタとはメキシコの自動車メーカー。2011年には2シーターのスポーツカー「MTX」を発売し、いろいろな意味で話題になりました。

筆者は結構好きです
電動アシスト自転車の製造はそんなマストレッタの新しいチャレンジ。理想的なカーゴバイクのデザインを追求しています。
マストレッタによれば、モーターを装備したことでカーゴバイクはさらに多くの荷物を運搬できる可能性を得たそう。でも自転車メーカーは従来からの自転車デザインにとらわれ過ぎていて、その可能性を活かしきれていないそうです。
マストレッタの製品は、最初からカーゴバイクとしてベストなディメンションを目指して開発されています。バッテリーやモーターといった最も重いコンポーネントは低い位置に設置されることで荷物を車両のフロント、センター、リアのどこにおいた場合でも、また高い位置においたときにも安定性を保てるようにしました。


フロントは2輪に設定。これにより、フロント部分に荷物を置いたときの安定性が高まります。また、フロントにはチルトシステムを装備し、3輪でありながら2輪車同様の感覚でカーブを曲がれるようにしました。

さらに、自転車が直立した状態でロックする「チルトロックシステム」も装備。荷物を積むときに便利なのはもちろん、赤信号で停止しているときにも安定していられます。

モーターは最大トルク90Nmを発生する500W出力のもの。バッテリーはフル充電すると約50kmのアシストが可能になっています。
価格はまだ発表になっていませんが、同社が開発した「CITY」の価格は2,600ドル、「Sport Touring」は3,350ドルと発表されているので、これらよりは高くなると予想されます。
