キヤノン、携帯性を高めたコンデジ「PowerShot G5 X Mark II」

キヤノンのコンパクトカメラ「G」シリーズの新製品として、ポップアップ式のEVF(電子ビューファインダー)を採用し、携帯性を高めた「PowerShot G5 X Mark II」が8月上旬に発売予定だ。

2015年に発売し内蔵EVFとバリアングル液晶モニターで好評を得た従来機種「PowerShot G5 X」を刷新。撮影スタイルにこだわりを持つハイアマチュア層に向けた製品として開発した。


ポップアップ式のEVFを格納し、本体サイズを約110.9×60.9×46.0mmに収めている。画面には0.39型約236万ドットの高精細有機ELパネルを採用する。

1.0型約2010万画素の積層型CMOSセンサーをキヤノンで初めて搭載し、映像エンジン「DIGIC 8」と組み合わせ、クロップのない4K動画撮影が可能になった。レンズの画角を生かして風景など広角で撮影したい場面で生かせる。また最大約30.0コマ/秒の高速連写ができる。

35mm判換算24-120mm相当/F1.8-F2.8の光学5倍ズームレンズを搭載。新設計の大口径で明るく、広角から望遠まで幅広い撮影ができ、暗所でもよりブレやノイズを抑えられる。さらにマクロ(近接)撮影では、広角側の球面収差を改良し、より良好な解像感を得られるようになった。オープン価格だが直販は11万3,400円(税込)。