
「Scrambler V2.0」が欧州で販売開始。ビンテージ電動アシスト自転車を製造するオランダ ナイメーヘンのTimmermans Fietsenが組み上げたカスタム自転車。
1960年代に流行したスクランブラースタイルのバイクにインスパイアされた電動アシスト自転車。ガソリンバイクであればタンクのある位置に、バッテリーを設置している。バッテリーケースの上には、ディスプレイが取り付けられた。

スクランブラーとはオフロードバイク登場以前に、オンロードバイクをカスタマイズしてオフロードレースを競ったバイク。このため、オン/オフ双方の特徴を合わせ持つモデルも存在する。
「Scrambler V2.0」はまさにそのような乗り物。フレーム自体は細く、華奢にも見える。だがフロントにはマルゾッキのダウンヒルフォークを採用。サドルにもエアダンパーを装備し、オフロード気分を盛り上げている。


タイヤにはシュワルベ製70ミリが採用されており、オフロード指向の強さを表現している。ブレーキには、TRPのディスクブレーが搭載された。


モーターは、欧州の多くの国で自転車として認められる250W出力。だが購入者の希望に応じて、最大750Wのものと交換が可能だ。

価格は4,950ユーロ。日本での販売については、現時点では考えてはいないとのことだった。
