マダニのイメージ画像
(出典:国立感染症研究所「マダニ対策、今できること」)

夏も後半、アウトドア活動などの際に気を付けたいのが野外などに住む「マダニ」による健康被害。身を守るための手段を公共機関などがまとめている。

セアカゴケグモやヒアリなど最近になって日本に入ってきた危険な外来種と異なり、マダニの多くは古くから国内に分布している在来種。だが新たな危険が判明している。マダニがかみつくと、人間や犬猫などのペットも「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」と呼ぶ重い病気を発症する。

SFTSは中国で2011年に見つかり、日本でも死亡例がある。SFTSについては、比較的新しく見つかった病気ということもあり、厚生労働省の公式サイトがQ&A形式で一般の人でも対策をとりやすいよう詳しく情報を掲載している。猫や犬などから飼い主に感染するリスクについても触れ、どうやって避けるかも簡単に説明している。

一方、国立感染症研究所では「マダニ対策、今できること」と題したパンフレットを公式サイトに掲載。マダニがどんな場所に生息して、どんな服装が必要か、帰宅したあとどんな対策が有効かを分かりやすく案内している。

肌の露出を減らした服装はもちろん、マダニがかみついた場合にガムテープを使って引きはがす大胆な応急措置や、「ディート」「イカリジン」といった成分を配合した一般の虫よけスプレーが利くことなど、山などでアウトドアを楽しむつもりなら知っておいて損はない内容だ。

ペットについては、バイエル製薬が特集を組んでいる。犬にマダニがかみついた場合にすぐ見つけるための方法や予防製品などを紹介している。