
スズキV-Strom(ブイストローム)シリーズに、250ccの新型モデル「V-Strom 250」が追加された。ツーリングでの快適性と日常的な扱いやすさを両立させたスポーツアドベンチャーツアラーのエントリーモデル。

水冷2気筒エンジンは、フリクション低減や燃焼効率向上を図ることで、低中速の扱いやすさを重視した出力特性(最高出力18kW/8,000rpm、最大トルク22Nm/6,500rpm)と優れた燃費性能(39.0km/L)を両立させた。
ボディは、アップハンドルによる前傾の少ないライディングポジションと、800ミリと低いシート高による良好な足つき性を実現している。

デザインは、1988年発売のスポーツアドベンチャーツアラー「DR-BIG」のDNAを継承。シリーズ共通イメージのスタイリングとした。車体色は、黒/黄「パールネブラーブラック/ソリッドダズリンクールイエロー」、赤「ダイヤモンドレッドメタリック」、黒「パールネブラーブラック」の3色が設定されている。

装備としては、高い防風性をもったコンパクトなウインドシールドと、長距離や寒冷時における快適性を向上させるナックルカバーを標準装備した。その他、17Lの燃料タンク、10本スポークの17インチアルミ製キャストホイールなどが装備されている。

販売開始は7月6日。メーカー希望小売価格は57万240円(消費税込)。