Google翻訳のスクリーンショット
Google翻訳がどんどん賢く

英語から日本語へ、日本語から中国語へ。手軽に変換してくれる「Google翻訳」は利用する人が多いアプリケーション。機械的に処理するため、ときどきおかしな内容になることもあったが、最近は進歩が著しい。

Google翻訳の珍訳で有名だったのが「存じ上げません」を英語にした際の「Zonjiage not」。2015年に話題になり、以降は定点観測のようにさまざまな人が同じ言い回しを繰り返し変換して、精度の向上を試していた。


2016年3月には微妙な変化があり、「NO Zonjiage」という表現が出てくるようになった。そして10月にとある人が試したところ、とうとう「I have no idea」という意味の通る文章があらわれたのだ。

この快挙はTwitterを通じてさっそく拡散。Google翻訳の成長に喜ぶ声もあれば、まだ微妙に違う、とか、当初のほうがかわいらしくてよかった、といった意見もある。

Google翻訳のアイコン
今後は機械学習を応用して性能を高めていく見込み

なお、Google翻訳は人工知能(AI)の実現に有望な機械学習の手法を用い、性能を高めていく見通し。いずれはあっと驚く革新が起きるかもしれない。