アイリスオーヤマは7月9日に、宮城県の角田工場から国産不織布マスクの出荷を開始しました。今後も生産設備を順次導入し、8月には国内生産1億5,000万枚/月の生産体制を構築するとしています。
出荷されたのは「ナノエアーマスク」。不織布マスクにおける中国一国依存脱却に向けた一歩ともいえる商品で、独自開発の“特殊ナノファイバー加工”を採用しています。この加工を施した中間層により、口元の温度上昇を従来品比で約半分に抑え、着用時の息苦しさや蒸れを緩和します。
口元の温度上昇を従来品比で約半分に
宮城県の角田工場では、マスクの重要資材である不織布製造設備も導入。内製化率を高め、不織布製造を中国一国に依存する供給体制を見直します。
■ 角田工場 マスク生産概要
所在地:宮城県角田市小坂上小坂1番
生産能力:1億5,000万枚/月(8月の生産能力)
生産アイテム:不織布マスク、マスク用不織布
新規雇用人数:100名(順次採用予定)