マグネットでスマートフォンを取り付ける自転車用ホルダー「Pully」

「Pully」は、スマートフォンをマグネットで取り付ける自転車用ホルダー。一般的なホルダーに比べて素早く取り付け/取り外しができるだけでなく、サイズが小さく、デザインが優れている。

マグネットでスマートフォンを取り付ける自転車用ホルダー「Pully」
スマートフォンをマグネットで取り付ける自転車用ホルダー「Pully」

市販の自転車用スマートフォンホルダーは、スマートフォンよりも大きめのサイズで作られている。スマートフォンをホールドするには当然のことではあるが、自転車のハンドルに装着すると存在感がありすぎて目立つし、装着していないときには邪魔でもある。また、スマートフォンの取り付け/取り外しが面倒だったり、可動部品が多いために寿命が短かったり、といった問題があった。

マグネットでスマートフォンを取り付ける自転車用ホルダー「Pully」
市販のスマートフォンホルダー
当たり前だが、スマートフォンよりも大きい

「Pully」はれらの問題を解決するスマホホルダー。マグネットでスマートフォンを固定するシステムを採用した。これにより、片手での取り付け・取り外しを可能にしている。カバンなどで片手がふさがっているときにに、これは特に便利だろう。また可動部品がないので、走行中にパーツが破損し、スマートフォンが落下するといった心配も少ない。

マグネットでスマートフォンを取り付ける自転車用ホルダー「Pully」
マグネットの採用により、片手で簡単に取り付け/取り外しが可能に!

マグネットでスマートフォンを取り付ける自転車用ホルダー「Pully」
スマートフォンホルダー本体の装着も簡単

とは言え、“マグネットでは簡単に外れてしまうのでは?”と心配する向きもあるだろう。だが、「Pully」に採用されたマグネットは最大で7キロのスイカを持ち上げられる強力なもの。自転車が急停車などした場合であっても、スマートフォンが外れることはまずないという。

マグネットでスマートフォンを取り付ける自転車用ホルダー「Pully」
「Pully」に採用されたマグネットが強力であることを証明する画像
なぜ、スイカ?

「私のスマートフォンの材質はプラスチックで、マグネットにはくっつかない」

そう考えて、「Pully」は自分には無関係の製品と考えた人もいるかもしれない。だが「Pully」には、スマートフォンケースに入れる小さなコイン型の金属が付属している。この金属により、スマートフォンを「Pully」に取り付け可能とする仕組みだ。

マグネットでスマートフォンを取り付ける自転車用ホルダー「Pully」
なるほど…。

マグネットを採用したことで、スマートフォンを固定する機構はとてもシンプルになった。他のスマートフォンホルダーと比べてサイズが小さく、かつ、すっきりとしたデザインを実現している。

多くの人が自転車のハンドルバーに取り付けたいのはスマートフォンであって、ホルダーではない。であれば、ホルダーはスマートフォンよりも小さくあるべき。これが、「Pully」開発者の主張だ。

マグネットでスマートフォンを取り付ける自転車用ホルダー「Pully」
これなら、スマートフォンを取り付けたときにも邪魔にならない!

開発したのは米国ロサンゼルスに本拠を置くスタートアップ企業VELA。同社は、“電動アシストに見えない”電動アシスト自転車「VELA」の販売で、米国カリフォルニア州を中心に人気のある自転車メーカーだ。電動アシスト自転車の開発では、自転車のデザインを台無しにしてしまいがちなバッテリーやモーターを目立たないように努力したという。今回のスマートフォンホルダーの開発にも同様のコンセプトで臨んだ。結果、ハンドル上で大きなフットプリントを占めてしまいがちなスマートフォンホルダーを、目立たないものに作り替えることに成功している。

マグネットでスマートフォンを取り付ける自転車用ホルダー「Pully」
参考画像:電動アシストに見えない電動アシスト自転車「VELA」

VELAは現在、「Pully」の市販化に向けて、クラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、12ドルの出資で「Pully」を1台入手可能だ。入手に必要な金額はキャンペーンが進むにつれて上昇し、終了後の市販価格は19.99ドルになる予定。出荷は2017年1月に予定されている。

マグネットでスマートフォンを取り付ける自転車用ホルダー「Pully」
市販のホルダーと、それほど変わらない価格

クラウドファンディングと聞くと、出荷までたどり着けないのでは?と心配になる人もいるだろう。だがVELAはすでに電動アシストの開発と販売で定評のあるメーカー。また、「Pully」の仕組みもそれほど複雑なものではないので、資金調達に成功すれば、開発・販売の実現は心配しなくてもよいのではないかと考えられる。

マグネットでスマートフォンを取り付ける自転車用ホルダー「Pully」
どうしても不安なら、市販開始後に買ってもよいかも?