部屋の中に収納できる電動バイク「BOXX」

「BOXX」は2012年に話題になった、スーツケース型の電動バイク。発表された当時、一部では、実現不可能なネタでは?とも言われていたが、この電動バイクは現実のものとなった。

部屋の中に収納できる電動バイク「BOXX」

都市部での通勤用の乗り物として開発された。バイク駐車場のないアパートから、駐車場のないオフィスへの通勤に便利な設計になっている。

部屋の中に収納できる電動バイク「BOXX」

電動バイクなので、ガソリンやオイルなどの液体を内部に保持していない。このためオイル漏れなどの心配なく、室内保管することが容易になっている。また動力部など、デザイン的に無骨なものとなりがちな部分はすべて本体ケース内に収納されているので、他のインテリアと違和感なく室内置きができるというメリットもある。

部屋の中に収納できる電動バイク「BOXX」

「BOXX」の全長は104センチでホイールベースは71センチ。シート部分の高さは81センチで幅は21センチ。車両重量は60から63キロ。これを担いで階段をのぼるのはちょっと無理だろう。だが自宅アパートやオフィスにエレベーターがあれば、室内保管は難しくないはずだ。

部屋の中に収納できる電動バイク「BOXX」

全長わずか1メートル強の電動バイクのルックスはおもちゃのようにも見える。だがその性能はなかなかのもの。駆動系には両輪駆動(AWD)方式が採用されており、ウェットな路面を走行する場合でも高い安定性を期待できるという。また、制動装置にはABSも採用された。

部屋の中に収納できる電動バイク「BOXX」

「BOXX」には、ベーシックモデルの「BOXX eco」、標準モデルの「BOXX」、そして最上位モデルの「BOXX MACHINE」が用意されている。

「BOXX eco」の1回の充電での航続可能距離は32キロで、最高速度は時速45キロ。価格は2,997ドル。「BOXX」は航続可能距離が32~64キロで、最高速度は時速56キロ。価格は3,797ドル。「BOXX MACHINE」は航続可能距離が64~96キロで最高速度は時速87キロ。価格は4,987ドル。

部屋の中に収納できる電動バイク「BOXX」

「BOXX」は日本への発送にも対応しているが、日本でナンバーを取得して公道を走行するのは困難と考えられ、おそらく私道での走行に制限される点には留意されたい。

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