日本マイクロソフトは、法人向けの新しい統合ライセンス「Enterprise Cloud Suite」(ECS、エンタープライズ クラウド スイート)の販売を12月1日に開始する。

ECS は、統合型情報共有クラウドサービス「Microsoft Office 365 E3」と、モバイル環境管理ソリューション「Enterprise Mobility Suite」、クライアント OS の Windows Enterprise の利用権「Windows Software Assurance per User」の3つを1つのライセンスとして提供する、新しい統合ライセンス。


現在の企業の IT 環境では、クラウドサービスが普及し、携帯性に優れたモバイル PC、タブレット、スマートフォンなどのデバイスが登場しており、場所や時間にとらわれないワークスタイルの変革や、個人所有のデバイスを仕事でも利用する BYOD(Bring Your Own Device)が急速に広がっている。

こういった状況は、企業の IT 管理者に新たな課題を生みだしている。IT 管理者が把握していない個人所有デバイスで社内リソースにアクセスした結果、企業情報が漏えいしてしまうケースや、IT 管理者が承認していないクラウドアプリケーションを個人や部門単位で購入して利用してしまうケース、アプリケーションごとに異なった ID とパスワードを設定して ID が乱立、従業員が退職しても ID を無効化ができないケース、などが発生している。

ECS は、企業ユーザーが高度な生産性を維持しながら、安全で管理しやすい IT 環境を利用できるようにする仕組みだという。

日本 MS、法人向け統合ライセンス「Enterprise Cloud Suite」を12月から販売
「Enterprise Cloud Suite」のコンポーネント