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レトロルックなサイドカー付きのE-Bike「MOD Easy SideCar」 子どもの送り迎えや買い物を楽しく 格好良く

米国テキサス州に本拠をおくE-BikeメーカーMOD BIKESが「MOD Easy SideCar」を発表しました。レトロバイクの魅力を備えたサイドカー付きの電動アシスト自転車です。


第二次世界大戦中のバイクにインスパイアされたデザインが特徴。フレームやカフェレーサースタイルのヘッドライトなどでレトロな雰囲気を醸し出しています。


中でも最もレトロムードを高めているのがサイドカーでしょう。取り付けたことで1950年代のバイクを想起させる外観を実現しました。


MOD BIKESは「MOD Easy SideCar」に乗り、ゴーグルを装着して音楽を鳴らしながら走り出せば、最高の冒険旅行に出かけられるとしています。


とはいうものの、「MOD Easy SideCar」が発売される理由は1950年代のそれとは全く異なるもの。CO2の排出量削減への機運が高まる中、クルマから自転車へと乗り換えたものの「普通の自転車では、クルマの代替になりえない」と感じている人たちをターゲットに、カーゴバイクの一種として販売されます。

このような理由で販売されるため、想定されるユースケースは子どもの送り迎えや週末の買い物。人や荷物を、トレーラーを牽引するよりもずっと楽しく運びます。

実用性も◎。子どもをサイドカーに乗せれば、トレーラーよりも子どもの様子を確認しやすくなります。子どもから見れば、親の顔が見れるので安心感が高まります。


サイドカーの内寸は129x58x58cmで重さは29.8kg。耐荷重は54kgで子どもが乗ったり、ちょっとした買い物を載せたりには十分な仕様とされました。荷物をもっと載せる必要があるという人向けには耐荷重25kgのリアラックも用意されています。



レトロルックではありますが、電動アシスト自転車としては現代の装備を採用しています。モーターには最高出力1,050W(定格出力750W)、最大トルク69Nmを発生するハブモーターをリアに搭載。最高速度45kmでの走行を可能にしています。


ただし開発元であるMOD BIKESは、サイドカーを装着した状態での走行は16km/h以下とするように求めています。


バッテリーの充電に必要な時間は3-6時間。フル充電すれば約72kmのアシストが可能になっています。


制動系では重いサイドカーに対応できる油圧ディスクブレーキが搭載されました。タイヤには荒天にも対応できるマルチテレーンタイプが採用されています。


その他LEDライトシステムやLCDディスプレイ、パスワードによるロックなどが搭載されました。


カラーバリエーションはチャコールブラックとアーミーグリーンの2色展開。価格は4,190ドルで、日本への送料が別途37-66ドル程度必要となります。


なお、「MOD Easy SideCar」で日本の公道を走行するにはミラーやナンバープレートライトなどの保安部品を取り付けた上でナンバーを取得する必要があります。でも、必ずしもナンバーが取得できるとは限らない点にはご注意ください。

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