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アンモナイト型(?)の自転車用ガレージ ALPEN「Bike Capsule」にMTBや子乗せ自転車にも対応できる「Basecamp」


米国ALPEN Storageは、同社の販売するカプセル型の自転車用ガレージ「Bike Capsule」に「Basecamp」を追加すると発表しました。MTBや子乗せ電動アシスト自転車、カーゴバイクにも対応できる、サイズアップしたニューモデルです。


「Bike Capsule」は、自転車を室内保管できない人向けに開発された製品。愛車を雨による錆びや紫外線による退色、そして何よりも自転車泥棒から守ってくれます。カプセルが自転車をすっぽりと覆うため、室内保管に近い環境の構築が可能となります。


「カプセルごと盗難されたら意味が無いのでは?」と思う人もいるでしょう。これに対応するため、「Bike Capsule」はボルトでコンクリートや木製デッキなどに固定可能となっています。


従来モデルのサイズは一般的なサイズの自転車がぎりぎり収まるサイズにデザインされていました。これはバルコニーの隅や駐車場の空いたスペースなど、狭い場所に設置することを優先したため。このため収納できる自転車は全長が1,905mmまでで、ハンドルバーの幅は584mmまで(ハンドルバーを傾ければ711mmまで)とされていました。


今回発表された「Basecamp」では全長1,956mmまでの自転車に対応できるので、ほとんどの子乗せ自転車や一部のカーゴバイクを収納できます。またハンドルバーの幅は838mmまで対応できるので、幅広ハンドルを装備したMTBを収納可能になりました。


ALPEN Storageによれば、今回の大型化は人々のライフスタイルの変化に合わせたものだそう。クルマの所有をやめて自転車に乗り換えた結果、「週末の買い物や子どもの送り迎えにカーゴバイクが必要」な人が増えたため、それに対応したそうです。駐車場の空きスペースには入らない場合もでてくるかもしれませんが、より多くの人がクルマの所有をやめてしまえばそこに「Basecamp」を置くスペースが生まれるのだとか。

その他の面でも進化を見せています。例えばロック機構ではスマートフォンアプリを利用したキーレスアクセスが装備されました。この機構により、「Basecamp」を複数の人でシェアすることも可能になっています。


また、電動アシスト自転車の増加に合わせて、AC電源ケーブルを引き込むためのホールが用意されました。


米国ALPEN Storageは「Basecamp」を2022年秋に販売開始するとしています。

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