「motorhome」はガレージ付きのキャンピングカー。ドイツDembellが開発しました。
ガレージ付きのキャンピングカー「motorhome」
最大の特徴はもちろん、ガレージが付属していること。ガレージはスモールまたはラージから選択が可能で、スモールを選択すればマイクロカー「スマート」などを収納して走れます。
ラージガレージは全長4.5メートルまでのクルマに対応可能で、例えばフェラーリ カリフォルニアを収納できます。目的地まではキャンピングカーで移動してキャンプ場に着いたらガレージに入れて運んできたクルマに乗り換えてドライブを楽しめます。
ラージガレージなら全長4.5メートルまでのクルマ(画像はフェラーリ「ローマ」)を搭載可能
RVパークで外部水道にフルフックアップした後は
ガレージは取り付けずに、サイド トランクルームのみというチョイスもできます。現地でアウトドアスポーツを楽しみたい人向けの構成で、バイクや自転車を載せられます。
ガレージを装着した分、居住空間は圧迫されます。これを解決するのが室内幅を広げる拡張モジュール。リビング利用時にはソファとキッチン分のスペースを外部にスライドアウトして十分な広さを実現します。
ソファとキッチン分のスペースを外部にスライドアウト
ベッドルームにはキングサイズベッドを装備。ベッドルーム直下にはガレージがあるのですが、画像からは室内高は十分に確保されているように見えます。
ベッドはドライバーズシートの上にもう1つ装備されていて、必要に応じてリフトダウンして利用できます。サイズはクイーンで、子どもたちやゲストの就寝に利用できます。
現時点では「motorhome」の詳細は不明ではありますが、ドイツのキャンピングカーに注目している人であれば、「motorhome」を見てドイツVariomobilによる「
Perfect 1200 Platinum」を思い出したも多いのではないでしょうか?両車両はビルダーこそ異なっていますが、ベース車両がメルセデスであることやガレージが付属してることが共通しています。
参考画像:Variomobilによる「Perfect 1200 Platinum」
メルセデス イン メルセデス
また、ガレージ付きのキャンピングカーとしてはドイツVolkner Mobilによる「
Performance」も良く知られています。こちらは構造は「motorhome」とは全く異なりますが、サンダーバードを想起させるようなガレージ構造となっています。
ご存じドイツVolkner Mobilによる「Performance」
ガレージの動きを見ていると頭の中でサンダーバードのテーマが鳴ります
「motorhome」は8月27日にドイツデュッセルドルフで開催されるレジャー用車両やキャンプ用品の見本市「キャラバンサロン デュッセルドルフ2021」で公開され、詳細な仕様や価格などはこのイベントで公表予定となっています。