ホンダは新型「CIVIC（シビック）」をオンラインイベントで世界初披露した。刷新されたハッチバックスタイルのエクステリア・インテリアを公開したほか、ダイナミクス性能の進化点を説明している。
新型「シビック」のグランドコンセプトは“爽快シビック”。乗る人全員が「爽快」になれるクルマを目指して開発された。
パッケージングは開放的な空間と、広い水平視野角による気持ちの良い視界を実現。また、従来からのローアンドワイドな骨格をさらに際立たせることにより、高い安定感と動的性能の両方で、新型シビックならではのパッケージを作りあげた。
エクステリアでは、運転しやすく心も開放的になれるようなキャビンを追求。また、クーペのような流れるプロポーションを描くことで、前方視界の確保と美しいクルマの両立を目指した。
フロントフェイスはLEDの薄型ヘッドライトとハニカムグリルで、精悍でスポーティーな表情を形成。リアはスタンスの良さを強調しローアンドワイドとした。
インテリアはノイズレスな造形とすることで、心地良い移動ができる空間を目指した。また、感性に響くようなスイッチの触感と空間のデザインを追求し、気持ちの良い視界を提供する空間を作りあげた。
ダイナミクスでは質が高く軽快な新しい移動体験の提供を目指し、細部にわたる熟成を行った。軽快感と一体感のあるステアフィールにより、クルマと一体となった運転感覚を実現。また加速と一体感のあるエンジンサウンドの提供を可能とした。ミッションではCVTと6MTを設定している。
発売は今秋の予定。また「e:HEV」を搭載したハイブリッドモデルと、シビック TYPE Rの発売は2022年に予定されている。