“フレームがサスペンション”のURWAHNからグラベルバイク「ACROS EDT」登場 － フロントフォークにLauf採用

“フレームがサスペンション”で知られる自転車ブランドUrwahn Engineeringから、グラベルバイク「ACROS EDT」が発表されました。


Urwahn Engineeringの自転車は、シートチューブの無い独自の形状が特徴。この形状はフレーム重量を減らすだけでなく、地面からの衝撃を吸収するショックアブソーバーとしても機能します。もちろんバネの入った本格的なサスペンションほどの効果は期待できませんが、都市部走行時の段差越えなどではサイクリストの身体への負担を軽減してくれます。


Urwahn Engineeringによる独自形状フレームを持った自転車の歴史は通勤用モデルからスタート。その後はロードモデルや電動アシスト付きモデルが発売され、今回のグラベルモデルへと続いています。

さて、Urwahn Engineeringのフレームは画期的ではありますが、前述の通り本格的なサスペンションほどの効果は期待できません。このため、Urwahn Engineeringはグラベルモデルを販売するにあたり、フロントにはアイスランドのLauf製フォークを採用しています。


Lauf製フォークはトラベル量が60mmしかないという制限もある一方、オイルなどを使用していないために軽量でしかもメンテナンスがほとんどいらないのが特徴。やはり、軽量でかつメンテナンスフリーの通勤用自転車でデビューしたUrwahn Engineeringで採用するにはぴったりのフロントフォークと言えるでしょう。


Urwahn Engineeringは「ACROS EDT」で非舗装道路を走行する様子をYouTubeで公開しています。それを見る限り、LAUF FORKはそれなりに動いて、ちゃんと仕事をしているなと思えます。


オンラインショップからの購入となります。ドイツからの通販は面倒そう…と思うかもしれませんが、Urwahn Engineeringの方々は自転車好きの良い人が多く、こちらのリクエストに応えるため、様々な配慮をしてくれます。この特徴的なフレームが気に入ってしまった方は連絡を取ってみてはいかがでしょうか？ほかに無いデザインで、目立てること間違いなしです。