アストンマーティンは、V12 SpeedsterにDBR1仕様車を設定すると発表した。DBR1に敬意を表した専用オプションが装備されている。
ドライブトレインには最高出力700PS、最大トルク753Nmを発生する5.2L V12ツインターボ・エンジンと8速オートマチックトランスミッションの組み合わせが搭載された。このドライブトレインによるパフォーマンスは、0-100km/h加速では3.4秒、最高速度は約318km/hを達成している。エンジンはスリリングなV12サウンドを、ドライバーに提供する。
ボディにはDBR1を彷彿とさせる多くのカスタムコンポーネントが装着された。ボディカラーでは「アストンマーティン・レーシング・グリーン」が採用され、「クラブスポーツ・ホワイト」のピンストライプとロンデルが配されている。フロントには、クラブスポーツ・リップスティック・グラフィックを備えたサテン・シルバーのアルマイト・グリルが装着された。
コックピットには、コンカー・サドルレザー、ビリジアン・グリーンのテクニカル・テキスタイル/ケイスネス・レザーを採用している。
足元には、サテンブラック・ダイヤモンド旋削仕上げによる21インチ・センターロック・ホイールが装備された。車体のペイントプロセスには、50時間以上が費やされたという。
DBR1仕様車は現在注文を受け付けており、アストンマーティン本社でハンドビルドされる。納車は2021年半ばから開始される予定。