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BMW 新型「G 310 GS」発売 - 313cc単気筒エンジンを搭載したオフロード・スタイルマシン


BMW 新型「G 310 GS」の予約注文が4月23日に開始された。オフロード走行はもちろん、ツーリングや日常の足など多用途に使えるオフロード・スタイルマシン。


エンジンには、最高出力34PS/9,500rpm、最大トルク28Nm/7,500rpmを発生する313cc水冷単気筒タイプを装備。このエンジンはシリンダーを後方に傾けて搭載し、シリンダー・ヘッドを180度回転させて吸気側を前方に排気側を後方にするという設計上の特徴を先代モデルから継承したもの。燃焼ガスの流路を最適化するというロジックに沿っており、極めてコンパクトな構造を実現している。


エレクトロニック・スロットル・グリップを装備し、より繊細なスロットル・レスポンスを実現した。このシステムでは発進の際に自動的にアイドリング回転数を上昇させるため、突然のエンジン・ストールを防げる。


また、自己増幅式アンチ・ホッピング・クラッチを刷新してエンジン・ドラッグ・トルクを低減。特にシフトダウンと同時にブレーキを操作する際の安全性を大幅に向上させた。

視認性を高めるフルLEDヘッドライトを装備。明るく均一に路面を照射可能とした。また、被視認性を高めるLEDフラッシング・ターン・インディケーターを装備している。


クラッチ・レバーとハンドブレーキ・レバーは、手の小さい人でも操作しやすいように、4段階調整式に変更された。ブレーキ・レバーの3段目がこれまでの握り幅に対応。ブレーキ・レバーの1段目は、ハンドル・バーに6mm近くなっている。


外観では一目でBMW GSモデルであることが分かるデザインを採用。特徴的なウインドシールドやハイ・フロント・フェンダー、印象的なフライライン、短く高いリヤ・エンドなどは、R 1250 GSの主要なデザイン・エレメントを受け継いでいる。さらに新型LEDヘッドライトにより、フロント・エンドの外観はよりアグレッシブなものとなった。


カラー・コンセプトもBMW GSファミリーの一員であることを示すもの。オルタネーター、クラッチ、クーラント・ポンプ用のエンジン・ハウジング・カバーがチタニウム・グレー・メタリックに塗装されている。


カラーバリエーションは、プレーン・ポーラー・ホワイトのボディを持つ「ベーシック」、赤いフレームが印象的な「ラリー・スタイル」、そして「40周年記念カラー」3種とされた。

プレーン・ポーラー・ホワイトボディの「ベーシック」

赤いフレームが印象的な「ラリー・スタイル」

40周年記念カラー

■ G 310 GS 主な特徴
・ 最高出力34PS/9,500rpm、最大トルク28Nm/7,500rpmを発生する単気筒エンジン
・ エレクトロモーティブ・スロットル・コントローラーとオートマチック・アイドル・ブースト装備
・ 自己増幅式アンチ・ホッピング・クラッチ
・ 新型LEDヘッドライトおよびLEDフラッシング・ターン・インディケーター
・ ブレーキ・レバーおよびクラッチ・レバーは4段階調節が可能に
・オルタネーター、クラッチ、クーラント・ポンプ用のエンジン・ハウジング・カバーはチタニウム・グレー・メタリック仕上げ 
・ 40周年記念カラーモデル設定
・ ETC 2.0車載器を標準装備

メーカー希望小売価格は70万9,000円。「ラリー・スタイル」「40周年記念カラー」車は1万円高。納車は5月下旬頃の予定。
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