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日産、「ニッサン IMx KURO」公開-脳波測定による運転支援技術「Brain to Vehicle(B2V)」を搭載


日産は電気自動車のクロスオーバーコンセプト「ニッサン IMx KURO」を、ジュネーブ国際モーターショーで公開した。


「ニッサン IMx KURO」は、2017年10月に東京モーターショーで世界初公開したコンセプトカー「ニッサン IMx」を、「黒」をテーマに一新したもの。黒のトリムとホイール、ダークグレーのボディカラーを採用し、グリルもよりソリッドなデザインに変更している。


日産が独自開発した脳波測定による運転支援技術、「Brain to Vehicle(B2V)」技術を搭載。この技術では、ドライバーの脳波を測定、解析することで、マニュアル運転時にも自動運転時においてもドライバーの思い通りの運転を実現することをサポートし、より楽しく運転をできるようサポートする。

マニュアル運転時では、ドライバーがステアリングを回す、アクセルペダルを踏むなどの操作をする直前に、脳の行動準備電位を検出。ドライバーが操作を開始する0.2~0.5秒前からシステムが操作を開始する。このことにより、ドライバーはシステムのサポートを意識することなく、スムーズに走行できるようになる。


自動運転時には、脳波からドライバーの違和感を検出し、ドライバーが違和感を持たない自然な制御の自動運転にカスタマイズすることを可能にする。


日産のチーフ・パフォーマンス・オフィサーであるホセ ムニョス氏は、「ゼロ・エミッションのクロスオーバーコンセプトカーである『ニッサン IMx KURO』は、人とクルマのコミュニケーション、社会とクルマとの関わり方を変える『ニッサン インテリジェント モビリティ』の将来を体現しています」と、述べた。

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