ホーム   »   グルメ   »   「スクランブルゆで玉子」を、ボタン一つで作れる「Orbi」…もうシャツの袖はべろんべろんにならない?

「スクランブルゆで玉子」を、ボタン一つで作れる「Orbi」…もうシャツの袖はべろんべろんにならない?


様々な料理に使える「スクランブルゆで玉子」。このゆで玉子をつくるのに必要な、黄身と白身が混ざった卵をボタンひとつで作れる「Orbi」が発表されました。わずか20秒で、ムラなく混ぜられるそうです。

黄身と白身が混ざった卵を作れるキッチングッズ「Orbi」

「スクランブルゆで玉子」とは、「黄身と白身を混ぜてから茹でた玉子」のこと。従来は長そでのシャツに卵を入れ、ぐるんぐるん回すことで作られていました。

一般的な黄身と白身の混ぜ方
でも、レストランなどでは、別の方法で作っているらしいです…。

でもこのやり方には欠点も。例えば根性のある(?)卵だとうまく混ざらないことがあります。シャツを回している途中で手がすべり、卵が飛んで割れてしまうなんて悲劇も。そして何より、ほぼ間違いなく、“片袖がべろんべろんのシャツ”が、世界中で生み出され続けていたのです。

使い古しのストッキングを使うと、袖は伸びませんが
手が滑って卵が飛んでいく可能性は高まります

「Orbi」はこんな悲劇から世界を救うキッチングッズ。電動モーターで回転させるので、確実に混ぜることができます。卵が空を飛ぶこともありませんし、シャツも伸びません。

世界は悲劇から救われました!

使い方は簡単。卵を「Orbi」にセットし、スイッチを入れるだけ。あとは20秒どこかで時間をつぶしていれば、黄身と白身の混ざった卵を手に入れられます。

まずは卵をセット

次にスタートボタンを押せば
黄身と白身の混ざった卵ができあがります

この卵を茹でれば

「スクランブルゆで玉子」(画像左)のできあがり!

こうしてできたスクランブルゆで玉子は、様々な料理で活用できます。つぶして玉子サラダにしたり、パンにはさんで玉子サンドにするにも便利です。イースターエッグにして子供たちを驚かすという使い方もありますよ。

「スクランブルゆで玉子」を使えば、玉子サラダや

玉子サンドが簡単にできます

イースターエッグにすれば、子供たちはみんなびっくり?

ゆで玉子にせず、スクランブルエッグなどをつくる材料にすることも

開発したのは米国カリフォルニア州に本拠を置くOrbi。「私たちは、ギーク集団だ」と名乗る同社は現在「Orbi」の市販化に向けて、クラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施しています。本稿執筆時点では、49ドルの出資で「Orbi」を1台入手可能(日本への送料別途)。出荷は2017年4月に予定されています。


泡立て器やコーヒーミルやペッパーミル。そしてワインオープナーや大根おろし器や、包丁シャープナー。キッチングッズの多くはどれも電動化され、調理の手間を減らしたり、調理時間を短縮したりしてくれています。そう考えれば、電動スクランブルゆで玉子器がこれまでなかったことが、不思議と言えば不思議なのかもしれません。もっとも、「スクランブルゆで玉子」自体の知名度を考えれば、不思議ではないのかもしれませんけど…。
おすすめの関連記事
関連キーワード
関連記事
Google ニュースで「インターネットコム」をフォローできます。スマホ、タブレットなどで便利に読めます。 是非フォローをお願いします!