絵を描く人のためのタブレット「VAIO Z Canvas」の予約が始まった。イラストレーター、漫画家、写真家の意見を細かく拾い上げて開発したそう。5月29日から手元に届く。希望小売価格は24万9,800円(税別)とかなり強気だ。

液タブ要らず? --絵描き・漫画家・写真家のための タブレット「VAIO Z Canvas」、約25万円也
イラストレーター、漫画家、写真家の意見を細かく拾い上げたタブレット

VAIO Z Canvas は、A4ノートサイズ。付属の電子ペン(スタイラス)を画面に走らせて絵を描いたり、写真を編集したりできるほか、インターネットを利用したり、付属のワイヤレスキーボードを使って素早く文字入力ができ、 Excel や Word を編集しやすい。


「VAIO Prototype Tablet PC」という呼称で、2014年10月から試作機を公開し、イラストレーターや漫画家、写真家の意見を反映して完成させたとか。

面白いのは卓上でタブレットに角度を付けて立てるためのスタンド。手で自在に角度を変えられる一方、絵を描いている時は筆圧で倒れ込んだりしないようになっている。


また「筆圧調整ユーティリティ」というアプリを備え、描き味を硬いペン、標準、柔らかいペンと簡単に切り替えられる。さらに4点で筆圧カーブを細かく調整でき、ひとりひとりの好みに合わせた質感を出せるそう。ペン自体も硬さの違うペン先が2種類付いてくる。

筆圧調整ユーティリティで描き味を調整できる
筆圧調整ユーティリティで描き味を調整できる

これに加え、SD メモリーカードを接続したり、最大 4K 解像度のディスプレイに2台同時に接続できるなど、ほかの機器と組み合わせもしやすい。

カラーマネジメントにも対応し、エックスライト社 ColorMunki Photo などを利用することでキャリブレーションがとれる。

このほか液晶とガラスのあいだに特殊な光学樹脂を入れるなどし、ペン先の触れた位置と実際に線が描画される位置の誤差を小さくしている。

液晶(LCD)とガラス(Touch Panel)のあいだに樹脂(Gel)を入れている
液晶(LCD)とガラス(Touch Panel)のあいだに樹脂(Gel)を入れている