ヘル・オブ・マリアナ2023

ロードレース「ヘル・オブ・マリアナ2023」4年ぶり開催へ

“ミクロネシア一過酷”なロードレース「ヘル・オブ・マリアナ」が帰ってきます。2023年12月2日、4年ぶりの開催が決定しました。一般応募締切は11月25日までとなっています。

ヘル・オブ・マリアナ2023

「ヘル・オブ・マリアナ2023(Hell of the Marianas 2023)」は、日本から直行便でわずか3時間半のサイパン島を舞台に、走行距離100km、獲得標高1500mというアップダウンの激しいコースを走行するロードレース。ミクロネシア一過酷と言われ、“地獄(hell)”の呼び名にふさわしいチャレンジしがいのある大会は、毎年12月の第一土曜日に開催され、海外からの参加者も年々増加している人気の自転車レースです。コロナの影響で2020年以降、3度開催が見送られ、今年は4年ぶりの開催として注目されています。


ヘル・オブ・マリアナ2023

2015年には、全日本タイムトライアルチャンピオンでもある中村龍太郎選手が同大会で優勝。2016年には、トップヒルクライマーの森本誠選手が準優勝を果たしました。このほか、2017年の富士ヒル優勝者の兼松大和選手が参戦するなど、多くの日本人クライムプロ選手が活躍してきました。

2023年の大会では、今年1月に那須ブラーゼンとさいたまディレーブが統合し誕生したプロサイクルロードレースチーム「さいたま那須サンブレイブ」より、3名の招待選手が参加予定。現在「ジャパンサイクルリーグ」を中心に活動を開始し、今回が初の海外ロードレースへの参加となります。

ヘル・オブ・マリアナ2023

地獄と呼ばれる一方、島を一周するコースには、南国の高く広がった青空、マリアナブルーと称される青い海、ジャングルに生い茂る緑、そして切り立つ断崖など、数々の絶景ポイントが折り込まれ、選手も観客も魅了するレイアウトになっています。また、今年からはより幅広く参加できるよう、50kmのショートコースが用意され、ロードバイクまたはMTBでの参加も可能となりました。

ヘル・オブ・マリアナ2023

上位入賞者には賞金も用意されています。大会後には、表彰式を兼ねたアワードランチが開催され、参加者同士の交流も楽しめます。

大会参加の申込締切は11月25日まで。なお、11月15日までは早期申込割引で、参加費85ドルが60ドルとなります。詳細および申込は、大会公式エントリーサイト(英語のみ)を確認ください。マリアナ政府観光局公式サイトのイベント紹介ページ(日本語)でも大会概要を確認できます。

ヘル・オブ・マリアナ2023