
三菱自動車は、同社のラリーアートブランド復活第一弾として「トライトン」と「パジェロスポーツ」に特別仕様車「ラリーアート」を設定し、タイ・バンコクで開催される第38回タイランド・インターナショナル・モーター・エキスポ2021に出品する。

ラリーアートは、かつてダカールラリーや世界ラリー選手権で活躍したモータースポーツブランド。2010年から縮小していったが、2021年5月には復活が発表された。
今回発表された特別仕様車はピックアップトラック「トライトン」とミッドサイズSUV「パジェロスポーツ」がベース。これらに対して、かつてラリーに参戦していたワークスカーを彷彿とさせるレッド、シルバー、ブラックのストライプ調ボディサイドデカールを配した。また、レッドのマッドフラップをはじめとした内外装アクセサリーが特別装備されている。
特別仕様車概要(タイ仕様)
両モデル共通
エクステリアでは、往年のラリーアートモデルを彷彿とさせるサイドデカールや、三菱自動車らしさを印象付けるラリーアートロゴ入りマッドフラップが採用された。
またフロントグリル、アルミホイールをブラックで統一して、標準モデルと差別化を図っている。
インテリアではラリーアートのロゴや、オーバーロックにレッドアクセントを配したフロアマットを採用した。
トライトン ラリーアート
「トライトン」のクラブキャブ(メガキャブ)、ダブルキャブのローライダー仕様をベースとし、レッドのアクセントカラーを加えたフロントバンパーガーニッシュを装備。ベッドライナーにはラリーアートロゴを配した。
ツートンカラーモデルにはブラックのドアミラー、ドアハンドル、リヤゲートハンドル、リヤバンパー(クラブキャブのみ)を採用している。

ボディカラーはソリッドホワイトとブラックルーフのツートンカラーと、ジェットブラックマイカの2色が用意された。
パジェロスポーツ ラリーアート
レッドのアクセントカラーを加えたフロントとリヤアンダーガーニッシュにはラリーアートロゴが配された。
ツートンカラーモデルにはブラックのフェンダーアーチモールディング、ルーフレール、シャークフィンアンテナ、テールゲートスポイラーを装備している。

ボディカラーはホワイトダイヤモンドとブラックルーフのツートンカラーと、ジェットブラックマイカの2色が用意された。