ブルボンの不織布マスクがJIS規格に適合

ブルボンが販売する不織布マスクが、マスクの性能の指標となる「JIS T9001」の適合審査に合格した。今後の生産分からはJIS適合表示を入れ、順次切り替えて販売する。なお、現在販売されている不織布マスクも性能に違いはないという。

ブルボンの不織布マスクがJIS規格に適合
ブルボンの不織布マスクがJIS規格に適合

「JIS T9001」とは、2021年6月に制定されたマスクの品質や性能に関する公的規格。新型コロナウィルス(COVID-19)感染が続くなか、海外からの輸入の急増、マスクメーカー以外の事業者によるマスクの製造・販売などマスク市場が拡大・多様化しているが、日本ではマスクに対する公的な規格・基準が整備されていなかった。そこで、試験方法の標準化を図り、一定の性能要件以上のマスクを国内で流通させる目的で、一般用マスク向けの「JIS T9001」と、感染対策医療用マスク向けの「JIS T9002」の2つの規格が制定された。


今回「JIS T9001」の適合審査に合格したのは、ブルボンが新潟県柏崎工場で生産している日本製の素材による不織布マスク。同社は新型コロナウイルス感染症拡大が長期化していることを受けて、2021年3月から同マスクをブルボンオンラインショップで一般向けに販売している。

ブルボンの不織布マスクがJIS規格に適合

ブルボン 50枚入り不織布マスク ふつうサイズ 概要

規格適合:JIS T9001(一般用)
マスクサイズ:約17.5x9cm
販売場所:ブルボンオンラインショップ
販売価格:2箱 3,300円