
「クラウドベッド テーブルエディション」は、テレワーク・リモートワーク用のテーブル&ベッドシステム。狭い部屋と高い家賃に悩む人の多いニューヨークに本拠をおくOri Design Studioが開発しました。

狭い部屋向けに開発
ワンルームまたは1DKのベッドルームを仕事部屋にするためのシステム。ベッドのほか、テーブル、壁パネル、天井部パネルで構成されています。

普段は「ベッドモード」でベッドとして利用します。朝起きて仕事を始めるときにはボタンを押して「オフィスモード」に。するとベッドが天井に移動し、下からはテーブルがせりあがって、仕事環境が出現するという仕組みです。

モードの切り替えに必要な時間は42秒。切り替えはボタンのほか、専用スマートフォンアプリや、Alexa/Googleアシスタントなどによる音声コマンドを利用できます。
モードを切り替えるともうひとつのモードの痕跡がほとんど残らないのが、「クラウドベッド テーブルエディション」の大きなメリット。「オフィスモード」時にはベッドは天井部パネルにぴったりと収まりますし、「ベッドモード」時にはテーブルはベッド下に収納されます。このため、例えば仕事が終わった後でモードを切り替えれば、すっぱりと仕事のことを忘れて、プライベートな時間を過ごせます。

…てか、こんなに広い部屋なら普通のデスクを置けるのでは?
両モード間で唯一共有されているのが収納。「ベッドモード」でのヘッドボードは、「オフィスモード」では書類などの収納棚となります。なんとなく、日本の隙間家具を思い出すようなアイディアですが、場所に困ったときに生まれるアイディアは、日米問わずに似たり寄ったりとなるのかも?米国の方が家賃が高い分、切実なのかもしれません。

『伊東家の食卓』的な?