ビクター、ウッドコーンオーディオ最高級モデル「EX-HR10000」

ビクターブランドのウッドコーンスピーカー搭載コンパクトコンポーネントシステム「EX-HR10000」を、JVCケンウッドが6月中旬に販売する。公式オンラインストア「コトSquare」限定モデルとして取り扱う。

新たに人工熟成処理を施した異なる2つの素材(チェリー材/スプルース材)を組み合わせた響棒をフロントバッフルの裏面下部に搭載。より高い解像度と一段と重心の低い低音再生を実現したとする。


木を振動板に採用した独自の9cmフルレンジ「ウッドコーンスピーカー」を搭載。音の伝播速度を向上させるチェリー材の薄膜シートをコーンに最適配置した異方性振動板を採用し、コンパクトサイズながら広い音楽空間と解像度の高い音響を発揮するとする。

スピーカーキャビネットには中音の再生に優れたチェリーの無垢材を採用。スピーカーエンクロージャーには独自の響棒/響板構造を取り入れた。重心の低い低域再生と音のスケール感を向上させるチェリー響棒や竹響板の最適配置などで音楽空間の拡大と解像度の向上を図った。「ビクタースタジオ」との共同サウンドチューニングも実施ししている。

Bluetooth準拠で、スマートフォンやタブレットの楽曲のワイヤレス再生が可能。コーデックは高品位な伝送を可能とするAAC、aptXに対応する。

圧縮・劣化したデジタル音源の高周波数帯域、微小信号に拡張処理を施し復元する独自のデジタル高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」を搭載。CDやUSBに収録した楽曲に加え、ワイヤレス伝送により、ハイレゾ相当の音質が出せるとする。

FLAC/WAVファイル(最大192kHz/24bit)の再生やCD・ラジオ放送の録音に対応したUSB端子を装備する。オープン価格だが店頭実勢は14万8,000円(税別)を予定する。