ウェザーニューズは、関東全域、山梨県、静岡県、愛知県、三重県、長崎県、宮崎県の1都12県で本格花粉シーズンに突入したと発表した。

■1都12県で本格花粉シーズンに

本格花粉シーズンの開始時期は、年末から2月にかけて断続的に流れ込んだ強い寒気の影響で、各地とも昨年・平年よりも遅く、東京都では昨年より16日遅く、平年より10日遅い本格花粉シーズンの開始となった。

ウェザーニューズが『第四回花粉飛散傾向』を発表

2月末から3月初めにかけて、発達した低気圧が日本海を通過し、低気圧に向かって暖かい空気が流れ込んだことで、気温が20℃近くまで上昇。また、近畿や東海、関東で「春一番」が発表されるなど各地で風が強まったため、スギ花粉の飛散が本格化したと考えられる。

■飛散開始予想

3月は寒気の南下によって、一時的に寒さが戻る日もあるが、気温は概ね平年並か平年より高い傾向。中旬は天気が周期変化し、下旬は西・東日本の太平洋側を中心に晴れる日が多くなる見込み。また、北日本や北陸エリアの雪の降る日も、平年より少なくなると考えられる。

ウェザーニューズが『第四回花粉飛散傾向』を発表

このため、今後は他のエリアでもスギ花粉の飛散が本格化していくとみられている。大雪に見舞われた北陸や東北でも、3月中旬には花粉シーズンに入る予想。

■飛散ピーク予想

すでにスギ花粉の飛散が本格化している関東は3月中旬まで、東海や九州は3月下旬までが飛散ピークとなる予想。その他のスギ花粉のピークは、西・東日本の広範囲で3月中旬~下旬、東北では3月中旬~4月中旬とみられている。

ウェザーニューズが『第四回花粉飛散傾向』を発表

3月が終わりに近づくと、西日本からヒノキ花粉の飛散が増えていく。九州は3月下旬~4月中旬、東海や関東では3月下旬~4月上旬、中国や四国、近畿では4月上旬~中旬にヒノキの花粉飛散量がピークとなる予想。

ウェザーニューズが『第四回花粉飛散傾向』を発表

また、シラカバ花粉が飛散する北海道では、道南・道央はゴールデンウィーク前後、道北・道東は5月中旬に飛散ピークを迎える予想。

■飛散量予想

2018年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は、全国で平年の65%となる見込みで、東日本を中心に平年の50%未満となる地域が目立つ。特に、記録的な日照不足となった関東は、東京都で平年の50%、茨城県では平年の28%となる予想

ウェザーニューズが『第四回花粉飛散傾向』を発表

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