マツダ・コスモスポーツの模型
(出典:デアゴスティーニ・ジャパン)

デアゴスティーニ・ジャパンは、毎号部品が届き、買い続けると名車の8分の1模型が作れる週刊「マツダ・コスモスポーツ」を9月26日に創刊する。名車コスモスポーツとロータリーエンジン生誕50周年を記念するもの。

デアゴスティーニの冊子シリーズは、いつも魅力ある付録を同梱しているが、たいてい毎号少しずつ部品が届く仕組みで、完成させるまで買い続けねばならず、しかもその数はとても多い。

今回も全100号構成となっており、毎週欠かさず届くとして最終号まで2年近くかかる。創刊号が490円で、第2号以降は1,790円。いずれも消費税8%時点での税込み価格。合計17万7,700円がかかる。

しかし、デアゴスティーニが見本として公開しているコスモスポーツとロータリーエンジンの模型はとても精巧で人目を引く。

マツダ・コスモスポーツの模型
(出典:デアゴスティーニ・ジャパン)

半世紀前に東洋工業(現マツダ)が発売した実車を完全レストアしたうえで、3Dスキャナーでデータ化し、流れるようなフォルムを持つ小さな造形物を仕上げている。ベースモデルは生産台数の多い後期型L10B。

マツダ・コスモスポーツの模型
(出典:デアゴスティーニ・ジャパン)

8分の1スケールで、サイズは520×200×145mm。ダイキャストの重厚感が特徴。膨大な資料をもとに細部の部品に至るまで可能な限り実車を忠実になぞった。各ライトはLEDで点灯、点滅し、エンジン音なども鳴らせる。

マツダ・コスモスポーツの模型
(出典:デアゴスティーニ・ジャパン)

車体に搭載したエンジン内部まで作り込んでおり、完成後は見えなくなる2ローターエンジンも内部のローターやシャフト、クラッチ機構までかたちにしている。

さらに多くの世界中の自動車メーカーが特許を取得したものの、マツダのみが量産市販車搭載に成功したロータリーエンジンを、2分の1スケールの重量感あふれる金属製模型として組み立てられる。サイズは160×173×63mm。コスモスポーツに搭載した10Aエンジンを想起させるデザインで、背面のクランクハンドルでシャフトを回し、ローターのハウジング内での動きを再現でき、ローターの回転運動と連動してLEDで点火プラグが光る仕組みとなっている。

また1971年から放送した「帰ってきたウルトラマン」では、地球防衛チームMAT(マット)の専用車両「マットビハイクル」としてほぼ実車のままコスモスポーツを使ったが、そのデザインを再現するような「マットビハイクル改造パーツ」も販売予定。

なお創刊号は記念DVD付きで、内容は「マツダ・コスモスポーツと模型紹介」「What’s Rotary Engine?」「ロータリーエンジンへの挑戦」「歴代ロータリーエンジン搭載車」の4部構成予定。実際にマツダの社員が登場する貴重な映像のほか、マツダの社内をコスモスポーツが走行する映像なども鑑賞できる。

さらに冊子の中では5つの章でマツダ・コスモスポーツの魅力を紹介する。コスモスポーツの誕生をひもとく「マツダ・コスモスポーツ物語」、図解を多用して解説する「デザイン&メカニズム」、戦前のオート3輪から最新のロードスターまで紹介する「マツダ名車たちの軌跡」、ロータリーエンジンの強さを証明するために出場した耐久レースの記録を描く「レーシングスピリット」、模型作りの「組立てガイド」だ。

なお創刊号から第45号までを購入すると実写と同様の七宝焼きで完全復刻した原寸サイズのコスモスポーツ エンブレムが届く。このほか今後専用特製バインダーも発売予定。

ちなみに9月17日に広島県のマツダ三次自動車試験場で開くイベント「Be a driver. Experience at Miyoshi」では、このコスモスポーツの完成模型などを展示する。