うな次郎のイメージ
うな次郎(出典:一正蒲鉾)

資源枯渇の恐れが強まっているウナギ。その代替品候補としてインターネット上で熱い注目を浴びているのが「うな次郎」。7月26日には記念イベントも開催する。

正式名称は「うなる美味しさうな次郎」。新潟県の一正蒲鉾が手掛けるもので、うなぎの蒲焼を想起させるような魚のすり身で作った練り製品。皮の部分にも焼き目をつけて香ばしく仕上げており、1枚でビタミンB1の成人男性の1日に必要な摂取量があるのが自慢だ。


もちろん、まったくウナギではない。ただインターネット上ではウナギに代わる丼の具材として強い支持を得ており、土用丑の日が近づくと近所のスーパーマーケットに売っていないかと探しては入手成功、失敗をわざわざTwitterなどで報告する人々もいるほどだ。

本格発売2年目にして強い存在感を有するにいたった、うな次郎。一正蒲鉾はこの製品をたたえるべく7月26日を「うな次郎の日」として日本記念日協会から認定を受けた。

「う(0)な(7)次(2)郎(6)」と読む語呂合わせで、夏の土用の丑の日も近い、というのがこの日を選んだ理由。

7月26日には東京・日本橋の「ブリッジにいがた」で登録記念イベントも開催する。月初めにイベント開催を告知したところ、問い合わせが多数集まった。混雑の恐れまで出てきたため、注意喚起も呼びかけている。

整理券の配布などはないこと、混雑状況により観覧しに来た人を誘導したり、入場規制ををしたり、会場を一時閉鎖したりする可能性もあるとしている。