
着ているだけで腰にかかる負担が「見える」ようになるセンサー内蔵ウェアを北海道大学が開発している。実用化すれば荷物運びなどの作業中に腰を痛めずにすみそうだ。
北大は2015年にニコンと共同で、腰の負担を可視化するウェアを開発している。軽量かつ着脱容易でコルセットのように腰に巻き付けて使えるものだ。今回はその改良版となる。

新たに背中の筋肉の活動を計測するセンサーを搭載し、持ち上げる荷物の重さなどがあらかじめ分かっていなくても、どこまで腰に負担がかかるっているかを詳しく調べられるようになった。

人をかかえることの多い介護の現場や、荷物を持ち上げる物流作業、農作業などで、どんな作業にどのくらい腰の負担がかかるかを把握すれば、作業の管理や改善に生かせるという。
また腰にかかった負担について記録を大量に蓄積し、ビッグデータとして解析することで、負担の軽減のための新たな方策なども考えられるとしている。
ほかにも筋力補助スーツ、いわゆるパワードスーツを装着して作業することで、どの程度まで腰の負担が減ったかなどを把握できると見込む。