台湾警察、B-CAS 違法カード犯行グループを摘発
「B-CAS カード」
日本の有料放送を無料視聴できる「BLACKCAS カード」が、2012年以降、台湾から日本に販売されていた事件で、台湾警察は7月16日、「BLACKCAS カード」を製造・販売していた台湾在住の主犯格の男2人を逮捕した。

また、台湾警察は約20人の警察官を動員して台北市内など関係個所を捜索、「BLACKCAS カード」1万枚以上、現金を日本円で50万円、PC 本体、 カードリーダーなどを押収した。

犯行グループは、違法カードの販売で、これまでに、およそニュー台湾ドル数千万元を超える利益を得ている、と警察では見ている。

「BLACKCAS カード」は「B-CAS カード」を不正に改ざんしたもの。全国の警察が犯行グループを相次いで摘発しているが、日本の捜査権が及ばない台湾からは、長期間販売され続けていた。

 台湾の捜査当局による今回の違法「B-CAS カード」摘発の意義は、きわめて大きい、と、「B-CAS カード」を発行・運用・管理する B−CAS は考えている。