KDDI沖縄セルラー電話は、2015年春季向け製品「2015 Spring」として、「INFOBAR A03」(京セラ製)と「AQUOS SERIE mini SHV31」(シャープ製)に加え、au ブランドとして初のシニア向けスマートフォン「BASIO KYV32」(京セラ製)と、同じく初のジュニア向けスマートフォン「miraie KYL23」(京セラ製)の4機種を発表した。また、携帯電話の新モデルは、4G LTE 対応で無線 LAN(Wi-Fi)テザリングといったスマートフォン並みの機能を備える Android ベースの「AQUOS K SHF31」(シャープ製)と、「GRATINA 2」(京セラ製)の2機種を用意する。

KDDI の春モデル、新型「INFOBAR」、初のシニア/ジュニア向けスマホ、Android 携帯「ガラホ」など
2015 Spring

INFOBAR は、デザインが特徴的なスマートフォン。2003年に携帯電話の初代 INFOBAR が発売され、スマートフォンとしては「INFOBAR A01」「INFOBAR C01」「INFOBAR A02」に続く4代目となるモデル。個性的なデザインでファンが多く、発表会の場で KDDI 代表取締役社長の田中孝司氏も「INFOBAR 忘れてないよ」と紹介した。

2015 Spring を発表する田中孝司氏
2015 Spring を発表する田中孝司氏
左2モデルは、2014冬モデルで KDDI 初の VoLTE 対応端末の
「isai VL LGV31」「URBANO V01」

AQUOS SERIE mini SHV31 は、片手でも操作しやすいコンパクトなモデル。シャープ製の家電製品に搭載されている人工知能「ココロエンジン」をベースに開発した、ユーザーの生活シーンに合わせたメッセージを音声やテキストで表示する機能「emopa(エモパー)」を搭載しているが、田中氏は「余計なお世話」と笑いを取った。前モデルの「AQUOS SERIE mini SHL24」からカメラ機能を進化させているそうだ。

BASIO(ベイシオ)は、KDDI が NTT ドコモ/ソフトバンクから遅れて初めて投入するシニア向けスマートフォン。スマートフォンの所有率が全体的に伸び悩むなか、モバイル機器所有者のうちスマートフォンを持つ人が46%にとどまる50代と、28%しかない60代といったユーザー層に狙いを定めて拡販を図る。画面の見やすさや使いやすが特徴。また、シニアは写真を撮る人が多いので、1,300万画素のカメラを搭載する。電話で通話することも多いので、音にこだわったそうだ。専用料金プラン「シニアプラン(V)」を用意したり、「auスマートサポート」の期間限定無料キャンペーン「BASIO発売記念 auスマートサポート特別キャンペーン」を提供したりもする。

これに対し miraie(ミライエ)は、au 初のキッズ スマートフォン「miraie」。小学生から中学生の携帯電話/スマートフォン所有率はそもそも高くないが、所有者のスマートフォン利用率は小学生低学年が28%、小学生高学年が26%、中学生が55%で、KDDI はスマートフォン普及の余地があると考える。親が安心して使わせられて、子どもには自由を与えられる仕様とし、他社から遅れているので「究極のジュニアスマホを出したい」(田中氏)と述べた。シニア向けの BASIO 同様、小学生以下向けの特別料金プランを用意する。

AQUOS K は、国内キャリアとして初めて LTE 通信が可能な携帯電話。10キー操作が可能な携帯電話タイプのボディにクアッドコア プロセッサや Android 4.4 を搭載し、形は“ケータイ”だが機能は“スマホ”的なデバイスとした。田中氏は、“ガラパゴス携帯電話(ガラケー)”と“スマホ”の中間的な位置付けのデバイス“ガラホ”を「悪乗り」して作ったと話す。ガラホに特化したアプリケーションも提供し、例えば「LINE」によるコミュニケーションも行えるようにする。スマートフォンへの移行を躊躇するシニア層がターゲット ユーザーのようで、55歳以上向けの特別料金プランも用意する。

なお、発表会では「KDDI はフィーチャーフォンを今後どうしていくのか」という趣旨の質問が投げかけられた。これに対し、田中氏は「お客さんがガラホでもいい、と考えるようになったらその方向へ行くこともありうる」といった内容の回答をし、従来の“ガラケー”を残すかどうかなどの最終判断はしておらず、ユーザーの声を聞いて考えていくとした。

発表会には放映中 TV CM の出演者も登場 左から平井理央さん、桐谷健太さん、松田翔太さん、濱田岳さん、田中孝司さん
発表会には放映中 TV CM の出演者も登場
左から平井理央さん、桐谷健太さん、松田翔太さん、濱田岳さん、田中孝司さん

今回発表した6機種の発売時期は以下の通り。各スマートフォンの概要については、次ページ以降を参照のこと。

・INFOBAR A03:2月中旬(概要
・AQUOS SERIE mini SHV31:1月下旬(概要
・BASIO KYV32:2月中旬(概要
・miraie KYL23:1月下旬(概要
・AQUOS K SHF31:2月下旬
・GRATINA 2:2月上旬
【INFOBAR A03】

キャッチ コピーは「LIFE. INFOBAR」。ボディ カラーは、赤基調で INFOBAR らしいデザインの「NISHIKIGOI」のほか、「POOL」「MOCHA BROWN」「SAKURA IRO」の計4パターン。ボディはアルマイト処理されたアルミニウムで、触り心地が優しいそうだ。曲線で構成された形状をしており、手に馴染むだけでなく、落としても画面が割れにくいという。

au 公式アクセサリー「au +1 collection」で専用のカバーやケース、タッチペンを用意する。さらに、三越伊勢丹(ISETAN)と共同企画した、100セット限定のオリジナル商品も販売する。ISETAN とは、伊勢丹新宿店 (東京都新宿区) でコラボ イベント(2月11日から2月16日)も開催する予定。

画面は約4.5インチ(FHD:1,080×1,920ピクセル表示)で、約1,300万画素の背面(メイン)カメラと約200万画素の正面(サブ)カメラを搭載する。防水性と防塵性を備えるが、耐衝撃性は持っていない。RAM サイズは 2GB、ストレージ用メモリ サイズは 16GB。バッテリ容量は 2,020mAh。Android OS のバージョンは4.4。

LTE を発展させた次世代通信規格「LTE-Advanced」の応用である「キャリアアグリゲーション(CA)」技術に対応しており、複数の周波数帯を同時に使って下り最大 150Mbps のデータ通信が行える。LTE 上の音声通話サービス「au VoLTE」も利用可能。通信規格「WiMAX Release 2.1」を採用する下り最大 110Mbps の高速通信サービス「WiMAX 2+」にも対応する。無線 LAN(Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac)/Bluetooth(Ver.4.0)による無線データ通信が可能。Wi-Fi テザリング(最大10台)も行える。フルセグ/ワンセグ/緊急速報メール/おサイフケータイ/NFC/赤外線通信に対応。

おおよそのサイズは幅68×高さ131×厚さ 8.9mm、重さは約 130g。ボディ カラーは「NISHIKIGOI」「POOL」「MOCHA BROWN」「SAKURA IRO」の4色。

INFOBAR A03
INFOBAR A03

【AQUOS SERIE mini SHV31】

キャッチ コピーは「私のココロに寄り添う、自分サイズスマホ」。4.5インチ「IGZO」画面と、ディスプレイ面の3辺の縁が細い狭額縁デザイン「EDGEST(エッジスト)」により、「片手でも操作しやすい」サイズとなった。ボディ側面に触れるとさまざまな操作が行える「グリップマジック」機能をコンパクト モデルで初めて搭載し、本体を握るだけで着信履歴や画面回転抑止が行える。

画面は約4.5インチ(FHD:1,080×1,920ピクセル表示)で、約1,310万画素のメイン カメラと約120万画素のサブ カメラを搭載する。防水性は備えるが、防塵性/耐衝撃性は持っていない。RAM サイズは 2GB、ストレージ用メモリ サイズは 16GB。バッテリ容量は 2,120mAh。Android OS のバージョンは4.4。

CA 対応で下り最大 150Mbps のデータ通信が行える。au VoLTE も利用可能。WiMAX 2+にも対応する。無線 LAN(Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac)/Bluetooth(Ver.4.0)による無線データ通信が可能。Wi-Fi テザリング(最大10台)も行える。ワンセグ/緊急速報メール/おサイフケータイ/NFC/赤外線通信に対応。フルセグには対応していない。

おおよそのサイズは幅63×高さ124×厚さ 9.9mm、重さは約 118g。ボディ カラーは「シアン」「マゼンタ」「ホワイト」「ブラック」の4色。

AQUOS SERIE mini SHV31
AQUOS SERIE mini SHV31

【BASIO KYV32】

キャッチ コピーは「だれもが使いやすいシンプルさ」。電話/メール専用の光るハードウェア ボタンと、側面のカメラ専用ボタンなどを設けて、操作性を高めた。画面も、文字サイズが Android 標準の1.75倍に大きくなる「でか文字」や、大きく表示する「拡大鏡」機能により見やすいという。音の聞こえ方にも配慮し、ディスプレイ全体を使って音と振動で通話相手の声を伝える「スマートソニックレシーバー」を採用。特に au VoLTE 専用にチューニングしており、相手の声の速度を落とす「ゆっくり通話」、通話中に好みの音質に調整できる「聞こえ調整」などの機能と相まって聞こえやすいとしている。

画面は約5.0インチ(FHD:1,080×1,920ピクセル表示)で、約1,300万画素のメイン カメラと約97万画素のサブ カメラを搭載する。防水性/防塵性に加え耐衝撃を備える。RAM サイズは 2GB、ストレージ用メモリ サイズは 16GB。バッテリ容量は 3,000mAh。Android OS のバージョンは4.4。

CA 対応で下り最大 150Mbps のデータ通信が行える。au VoLTE も利用可能。WiMAX 2+にも対応する。無線 LAN(Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac)/Bluetooth(Ver.4.0)による無線データ通信が可能。Wi-Fi テザリング(最大10台)も行える。ワンセグ/緊急速報メール/赤外線通信に対応。フルセグ/おサイフケータイ/NFC には対応していない。

おおよそのサイズは幅70×高さ142×厚さ 10.4mm、重さは約 152g。ボディ カラーは「ゴールド」「ピンク」「ブルー」の3色。

BASIO KYV32
BASIO KYV32

【miraie KYL23】

キャッチ コピーは「守る。つながる。子どもの未来へ」。子ども向けのフィルタリング機能、利用時間やアプリケーションの制限機能、連絡相手の制限機能、防犯ブザーと連動する位置情報取得や周辺のようすの自動撮影といった機能、子どもが使うには「不適切な言葉」の入力を警告する「あんしん文字入力」機能歩行中の使用を警告する「歩きスマホ注意」機能、文部科学省学習要領「代表的な字形」に準拠する「学参フォント」などが特徴。

「うざい」といった言葉が使いにくくなる 「あんしん文字入力」機能
「うざい」といった言葉が使いにくくなる
「あんしん文字入力」機能

画面は約4.5インチ(qHD:960×540ピクセル表示)で、約800万画素のメイン カメラと約200万画素のサブ カメラを搭載する。防水性/防塵性に加え耐衝撃を備える。RAM サイズは 1.5GB、ストレージ用メモリ サイズは 8GB。バッテリ容量は 2,000mAh。Android OS のバージョンは4.4。

CA には対応しておらず、4G LTE データ通信時の下り最大速度は 100Mbps。au VoLTE は利用できない。WiMAX 2+にも対応していない。無線 LAN(Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n)/Bluetooth(Ver.4.0)による無線データ通信が可能。Wi-Fi テザリング(最大10台)も行える。緊急速報メールに対応。フルセグ/ワンセグ/おサイフケータイ/NFC/赤外線通信には対応していない。

おおよそのサイズは幅64×高さ128×厚さ 11.2mm、重さは約 134g。ボディ カラーは「ピンクソーダ」「メテオブルー」「シトラスホワイト」の3色。

miraie KYL23
miraie KYL23